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2018年2月11日 (日)

豪雪、金沢の積雪87㎝(2月7日)、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が主因、石川県庁西近く、鞍月地域の雪景色、雪かき、雪紐、駐車場、とは(2018.2.11)

 北陸地方で平野部、山間部ともに大雪になったのは、2月4日、強烈な寒気に加えて、朝鮮半島北部から石川、福井両県にかけ、日本海上で気流が合流した「日本海寒帯気団収束帯(長さ1000km程、Japan sea Polar air mass Convergence Zone,JPCZ)」により大量の雪雲が発達したことが主因である。JPCZによる大雪は、2010~2011年の年末年始の山陰地方の例などが知られている。

 JPCZは一般的にシベリアから南下した強い寒気が朝鮮半島北部の白頭山など2000m以上の長白山脈にぶつかって東西に方向が分れ、日本海上で、それぞれ北寄りと西寄りの風となって再び合流することで形成される。ここで日本海(対馬暖流)から水蒸気の供給を受け、上昇気流ができ、水蒸気が急激に冷やされ、雪雲が帯状に発生し、日本海側に大雪を降らせる。真冬によく見られる現象で、1月中旬の石川、富山での大雪時にも発生した。

 今回のJPCZは、2月4日に日本海から北陸にかけて低気圧が通過した後に発生した。上空約5000mに平年より10℃ほど低い零下36~39どの強い寒気があり、4日から6日にかけて福井県上空で停滞し、北陸地方に雪雲が次々と流れ込んだことで、大雪を招いたと考えられる。JPCZは7日には、山陰地方に動いたが、寒気の流入は8日まで続いた。金沢市の積雪量は、2月7日午後9時に87㎝に達した。

〇 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)

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大雪は日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が主因、(Google画像、毎日新聞、2018.2.7

〇 雪景色

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鞍月磯のひろば公園、生活道路、金沢市鞍月地域の雪景色

〇 雪かき

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鞍月磯のひろば公園沿い、鞍月地域の生活道路の雪かき

〇 雪紐

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鞍月磯のひろば公園沿い、電線上に現れた白蛇に似た雪紐

〇 駐車場

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鞍月磯のひろば公園沿い、鞍月地域の駐車場の積雪と雪かき

(Link)

〇 大雪、金沢の積雪57cm(1月13日)、県民の杜、鞍月地域の雪景色、金沢市、石川県(2018.1.15): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/2018115-e77c.html

(追加説明)

〇 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ、ウィキペディア): 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7%E5%AF%92%E5%B8%AF%E6%B0%97%E5%9B%A3%E5%8F%8E%E6%9D%9F%E5%B8%AF

〇 雪の重さ

 専門家によると、雪の塊は1立方メートル当たり重さ100キロ以上にもなるので、屋根雪下ろしは視界が良い時にと呼び掛ける。

 雪氷防災研究センター(新潟県)によると、1立方メートル当たりの雪の重さは、新雪は約100キロ、寒い状態で何日か経過すると150~200キロ程度になる。さらに、日数が経過し、解けた水を含み粒が大きい「ざらめ雪」になると、約200~400キロと重みが増していく。ということで、家の軒先や小屋、カーポートなどは、重さに弱い。早めに雪下ろしをした方がよい。

〇 北陸の豪雪、北陸中日新聞、2018.2.8(木)

 これはもう豪雪災害である。福井市の積雪は56豪雪(1981年)以来の140cm超に達し、死者も出た。石川、富山両県も記録的積雪。金沢市の積雪は平成2番目の約80㎝に、富山県内でも西部を中心に約90㎝となった。課題として、次の事項が挙げられる。

 1)生活道路の除雪が進まなかった。郡部はもちろん、都市部でも通勤通学が不可能な状態に陥った。融雪装置のない国・県道は重機等の除雪力が頼りだが、降雪量に追いつかなかった。各地で幹線道路が寸断された。石川・福井県境の国道では1500台が丸1日立ち往生した。高速道路も通行止めが続いた。

 まず幹線道路の除雪について、初動態勢、除雪優先順などの検証、ドライバーにとって情報不足も露呈、渋滞距離と通過見込み時間、消雪パイプ等が備わる融雪道路の明示と誘導も望みたい。ITを使って情報共有できないか検討して欲しい。

 2)JR北陸線は2日間にわたって全面運休した。ごく一部の運休だけで通常運転を貫いた北陸新幹線の融雪技術は目を引いた。金沢―糸井川間に備えられた温水パネルを使った融雪装置等は他でも応用できないものか。

北陸新幹線はなぜ雪に強いのか。JR西日本金沢支社の担当者は、トンネルを縫うように走り抜けるルートを説明。トンネルとトンネルの間の地上区間も「スノーシェルター」と呼ばれる屋根で線路を覆い、雪が入り込まないように設計されている。先頭車両の下部の「雪かき、スノープラウ」と呼ばれる板で、走りながらレール上の雪をかき分け、レールのわきのスペースにためていく。たまった雪は除雪車を使って約75センチ高架下へ、徹底した除雪態勢、さらには、線路わきに温水を通したパネルを設置した、雪を溶かす最新鋭の融雪設備を、その理由に挙げた。

 このほか、列車の進路を切り替える重要な分岐器のそばには、雪が挟まって進路を妨げないよう、水をジェット噴射したりガスによる熱風で温めたりする設備が導入されている。

 3)人命を守る対策も不可欠である。今後、落雷や屋根雪下ろしにも注意したい。不要不急の外出を控えることはもちろん、企業が休業判断するマニュアル等も必要であろう。予報技術は発達している。各事象を分析し、克雪に産学官の英知を集めて対策を進めたい。

〇 金沢市、「除雪協力デ-」、7年ぶり、2018.2.11(日)

 金沢市は、㋁8日(木)、時折、青空が広がり、大雪のピークが過ぎたものの、交通機関が乱れるなど、日常生活への影響が続きました。そこで、市は排雪場として、市内小学校の運動場、犀川の河川敷、戸室新保の廃棄物場など9カ所を開設し、雪かきして集めた雪を、小型車(2トン)で運び排雪することを決めました。

 一昨日、11日(日)は、7年ぶり、金沢市民に地域の除雪作業への参加を呼びかける「除雪協力デ-」でしたので、私も住まい近くの生活道路の雪かきに汗を流しました。特に、ガチガチに凍った道路の雪は、金属製のスコップで崩してから、道路脇に退けました。 現在、交通障害もなくなり、お蔭様で、ホッとしているところです。

〇 金沢市の豪雪、積雪量、1963(昭38)〜2018(平30)

1) 1963年(昭和38年、38豪雪)1月27日                         積雪量  181cm
2)1981年(昭和56年、56豪雪)1980年12月〜1981年1月  積雪量 125cm
3)2006年(平成18年、06豪雪)2005年12月~2006年1月   積雪量  55㎝
4)2011年(平成23年、北陸豪雪/山陰豪雪)1月31日     積雪量   64㎝
5) 2018年(平成30年、北陸豪雪)2月8日                       積雪量    87㎝

〇 豪雪 原因は偏西風蛇行、2018.3.6

 この冬、日本列島を寒波がたびたび襲い、日本海側では記録的な積雪になった原因について、専門家でつくる気象庁の異常気象分析検討会は2018年3月5日、日本付近を通る2本の偏西風がいずれも南へ蛇行し、寒気が流れ込みやすい状態だったとする見解をまとめた。

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 北側の偏西風(亜寒帯ジェット気流)の蛇行が大きくなったのは、シベリア西部とベーリング海北方で大規模な「ブロッキング高気圧」が発達し、北極域の寒冷な極渦(きょくうず)が南下したため。ロシア北西海上の海氷が平年よりかなり少なかったことも影響した可能性があるという。(2018/03/05-20:30)(北陸中日新聞、2018.3.6)

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