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2018年1月の9件の記事

2018年1月27日 (土)

鎮魂歌、X JAPAN、Forever Love、花*花、さよなら大好きな人、とは〈2018.1.27〉

 鎮魂歌(ちんこんか)とは、死者の魂をなぐさめ、しずめるための歌とされる。静かに耳を傾けていると、心が揺さぶられます!

 X JAPANの「Forever Love」は、1998年(平成10年)5月7日、築地本願寺で行われたHIDEの告別式で、鎮魂歌としてToshlが、OSHIKIによるピアノの伴奏で歌った。

 花*花の「さよなら大好き」は、こじまいづみが、16歳のときに亡くなった祖父に捧げて作った曲である。 

〇 Forever  Love

Forever Love、歌 X JAPAN 、作詞・作曲 YOSHIKI、1996年、ロック、バラード、YouTube(misa itoo): https://youtu.be/LWPTuOXBWfE

〇 歌手: X JAPAN  作詞: YOSHIKI、作曲: YOSHIKI

 

もう独りで歩けない
時代の風が強すぎて
Ah 傷つくことなんて
慣れたはず だけど今は…

Ah このまま抱きしめて
濡れたままの心を
変わり続けるこの時代に
変わらない愛があるなら

Will you hold my heart
涙 受け止めて
もう壊れそうな All my heart

Forever Love Forever Dream
溢れる想いだけが
激しく せつなく 時間を埋め尽くす
Oh Tell me why

All I see is blue in my heart

Will you stay with me
風が過ぎ去るまで
また溢れ出す All my tears


Forever Love Forever Dream
このままそばにいて
夜明けに震える心を抱きしめて
Oh Stay with me

Ah 全てが終わればいい
終りのないこの夜に
Ah 失うものなんて
何もない 貴方だけ

Forever Love Forever Dream
このままそばにいて
夜明けに震える心を抱きしめて

Ah Will you stay with me
風が過ぎ去るまで
もう誰よりもそばに

Forever Love Forever Dream

これ以上 歩けない
Oh Tell me why Oh Tell me true
教えて 生きる意味を

Forever Love Forever Dream
溢れる涙の中
輝く季節が 永遠に変わるまで
Forever Love

〇 さよなら大好きな人

さよなら大好きな人、歌 花*花 作詞・作曲 こじまいづみ、2000年、ポップYouTube(5891maron): https://youtu.be/VKq86KOxAMI

〇 歌手: 花*花、作詞: こじまいづみ、作曲: こじまいづみ

さよなら大好きな人
さよなら大好きな人
まだ大好きな人

くやしいよ とても
悲しいよ とても
もうかえってこない
それでも私の大好きな人

何もかも忘れられない
何もかも捨てきれない
こんな自分がみじめで
弱くてかわいそうで大きらい

さよなら大好きな人
さよなら大好きな人
ずっと大好きな人
ずっとずっと大好きな人

泣かないよ 今は
泣かないで 今は
心 はなれていく
それでも私の大好きな人

最後だと言いきかせて
最後まで言いきかせて
涙よ 止まれ
さいごに笑顔を
覚えておくため

さよなら大好きな人
さよなら大好きな人
ずっと大好きな人
ずっとずっと大好きな人

ずっとずっとずっと 大好きな人

 

2018年1月26日 (金)

長谷川等伯、県文化財指定、桃山時代の紙本墨画、松竹図屏風、猿猴図屏風、国宝 松林図屏風、とは(2018.1.26)

 長谷川等伯(はせがわとうはく、1539~1610)は、能登七尾生れ、桃山時代の画家。このたび、松竹図屏風(しょうちくずびょうぶ)、猿猴図屏風(えんこうずびょうぶ)などの紙本墨画(しほんぼくが)が、2018年1月12日、石川県文化財保護審議会で、県文化財として答申され、指定されることになった。

〇 松竹図屏風

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松竹図屏風、紙本墨画、桃山時代、石川県七尾美術館蔵

 大きな松を左手に濃淡の墨で竹を描き分けて奥行きがある。竹の節を濃淡で際立たせる表現があり、墨の色や筆の勢いから50代後半に制作したとみられる。国宝の「松林図屏風」につながる表現で、樹木による空間表現が優れているとされた。 

〇 猿猴図屏風

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猿猴図屏風、紙本墨画、桃山時代、石川県七尾美術館蔵

 中国の禅僧画・牧谿(もっけい)の作品に学びながら好んで描いた画題で、樹木の上に座る母子猿と枯れ木にぶら下がる父猿らしき猿が描かれている。水墨表現の熟練と等伯らしい動物表現で、等伯の全盛期である50~60代の制作過程を知るうえで貴重な作品とされた。

〇 国宝 松林図屏風

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国宝 松林図屏風、紙本墨画、安土桃山時代〈16世紀)、東京国立博物館蔵

 靄に包まれて見え隠れする松林の何気ない風情を、粗速の筆で大胆に描きながら、観る者にとって禅の境地とも、侘びの境地とも受けとれる閑静で奥深い表現となっている。 

 1592年(文禄元年)、等伯が祥雲寺障壁画(現・智積院襖絵)を完成させた翌年、息子の久蔵が26才の若さで亡くなっており、その悲しみを背負った等伯が、人からの依頼ではなく自分自身のために描いたとも言われています。 

(参考資料) 朝日新聞: 県文化財4件指定へ、利休所有「黒楽茶碗」や等伯屏風; 北陸中日新聞: 県文化財に4県答申 長谷川等伯の2作品など(2018.1.13).

(Link)

 〇 石川県七尾美術館(長谷川等伯、所蔵品): http://nanao-art-museum.jp/?cat=13

 〇  長谷川等伯(はせがわとうはく、安土桃山・江戸初期の絵師)、能登の七尾から京の都へ、壮麗な金碧画から水墨画の世界へ、画風の変化をもたらした人生の出来事、とは(2011.10.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/2011107-4750.html

 

 

 

2018年1月23日 (火)

熊谷守一、簡素な形態と明るい色彩の画風、没後40年、生きるよろこび 回顧展(東京国立近代美術館)、代表作、とは(2018.1.23)

 洋画家、熊谷守一(くまがいもりかず)、温かみのある、独自の画風は、戦後、70歳代に確立。単純化した形と明るい色彩で、猫や草花、虫、雨滴などの身近な生き物や自然を描いた。その絵は、ものを「純粋に見る」ことを突き詰めた。その回顧展が、東京国立近代美術館(東京、竹橋)、2017年12月1日(金)~2018年3月21日(水、祝)、で開かれている。

〇 猫

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 猫、1965年〈85歳) 油彩、板 愛知県美術館 木村定三コレクション

 熊谷が猫をスケッチしだしたのは1940年(60歳)代、それを油彩にし始めたのは1950年(70歳)代であった。熊谷は人に忠実な犬よりも気ままな猫を好んだ。

〇 稚魚

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         稚魚、油彩、板、1958年〈78歳) 天童市美術館

 5匹の魚がいるようにも、一匹の魚がぐるぐる泳いでいる(異時同図)ようにも見える。暗い色の一匹は水の深い所にいることを表している。青と赤という色の取り合わせにより魚がちらちら動いて見え、それが生命線を生んでいる。1932年(昭和7年)から亡くなるまで住んだ家の庭には、自分が掘った大きな池があり、水や魚に関する作品も多い。

〇 雨滴

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 雨滴、油彩、板、1961年(81歳) 愛知県美術館 木村定三コレクション

 猫についでよく知られる代表作の一つ。水たまりに落ちて跳ねる雨粒を描く。画面全体が中間色の中で、水滴だけがぱっと白く、そのため白い部分がちらちら動いて見える。

〇 ハルシア菊

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ハルシア菊、1954年〈74歳)、油彩、板 愛知県美術館 木村定三コレクション

 庭の植物と昆虫を描く。かたつむりは二重円のハルシア菊の花をまねるように体を丸めている。植物と昆虫を同じ命あるものとして見えてくる。

〇 豆と蟻

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豆と蟻、1958年(78歳)、油彩、板、個人蔵、 いのち温かく見守る!

 熊谷守一は、自宅の庭で草花やそれに群がる昆虫をつぶさに観察し、幾度もスケッチした。さまざまな鳥を飼育していたことでも知られ、小さなアリについて、「蟻は左の二番目の足から歩き出す」との言葉をのこした。この画では、触覚が極端に小さく描かれている。守一は地面に頬杖をついて蟻をよく観察したと言われている。

 ベージュの背景に双葉を伸ばそうとしている豆と、五匹の蟻を描いたもの。芽を出す豆に比べて蟻が大きく描かれている。それは、守一の”いのち”に対する温かなまなざしを感じさせ、対象に接近し、その生の営みを見つめる観察眼とが向けられているかのようである。 

〇 熊谷守一

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               熊谷守一(1880-1977)、91歳

 熊谷守一(くまがいもりかず、1880~1977)は、岐阜県生れ。東京美術学校、西洋画科撰科卒。フォーヴィスム(野獣派、原色的色彩,奔放な筆触の太い描線が特徴)を経て、簡素な形態と明るい色彩の画風となる。代表作、蠟燭(ろうそく)、陽の死んだ日、晩年は、猫、雨滴のほか、虫や花、果物などの作品。1967年(87歳)文化勲章を辞退。

〇 蝋燭

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          蠟燭(ローソク)、1909年(29歳)  岐阜県美術館

 蝋燭をもつ自画像を描く。 第3回文展に出品し褒状を受ける。

〇 陽の死んだ日

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           陽の死んだ日、1928年〈48歳) 大原美術館

 次男の陽の死顔を描く。「この子が死んで何もこの世に残すものがないと思って描いた」
という。初期二科展に出品し、注目される。

 1922年(大正11年)、大江秀子と結婚。1928年(昭和3年)に次男、 陽(よう)を、1932年(昭和7年)に三女、 茜(あかね)を、1947年(昭和22)年に長女、萬(まん)を失くすなど、戦争をはさんで次々と家族の死に見舞われる。戦後は無所属で、単純化された形と明るい色彩を特徴とする、独自の作風を築く。

(参考文献) 

 朝日新聞:首都圏トピックス、熊谷守一  シンプルへの旅路(2018.1.11)

(Link)

 〇 没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 回顧展(東京国立近代美術館): http://kumagai2017.exhn.jp/YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=JbXHMEP1qus

 〇 豊島区立熊谷守一美術館: http://kumagai-morikazu.jp/

 〇 熊谷守一つけち記念館(岐阜県中津川市付知町): http://www.morikazu-museum-tsukechi.jp/

 〇 熊谷守一 絵画作品と所蔵美術館 (くまがい もりかず 1880(M13). 4. 2 - 1977(S52). 8. 1  ) :http://kininaruart.com/artist/jyouga/kumagai_morikazu.html

 〇 モリが見つめた天地、画家 熊谷榧、ききて 山 田 誠 浩(平成22年12月、3月14日に、NHK教育テレビの「こころの時代」で放映):  http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-444.htm

2018年1月18日 (木)

伊藤若冲、雪中の名作、動植綵絵(雪中雄鶏図、雪中鴛鴦図、雪中錦鶏図)、代表作、仙人掌群鶏図襖、名作誕生ーつながる日本美術、とは(2018.1.18)

 厳冬の季節、先日の大雪の最中、ふと雪景色の名画が思い浮かび、何気なく調べたところ、日本美術史上の名作と呼ばれる若冲の雪中動植綵絵(雪中雄鶏図、雪中鴛鴦図、雪中錦鶏図)、代表作、仙人掌群鶏図襖などが目に留まりました。

 伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、1716〜1800)は、京都生れ、江戸中期の画家。はじめ狩野派、のち中国(宋、元、明)の古画を学び、さらに対象の実写に努め、尾形光琳(1658~1716)の装飾画も取り入れ、動植物画に写生的な装飾画の新風を開きました。

 特に、鶏(ニワトリ)の巧妙な絵で名高い。代表作は、30歳ころから約10年かかって完成した、動植彩絵(どうしょくさいえ)30幅(宮内庁 三の丸尚蔵館蔵、東京)、仙人掌群鶏図襖(さぼてんぐんけいずふすま、西福寺蔵、大阪)。 

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雪中雄鶏図(せっちゅうおんどりず)、署名は景和。若冲30代前半の作品、細見美術館蔵(京都)

 降り積もる雪の中、餌を探して佇む鶏を描く。鶏(ニワトリの雄)の朱のとさかや漆黒の尾羽が鮮やかに映える。一方背景の溶けた雪がまた固まったような、奇妙な雪の連なり、ジグザグに折れ曲がる竹など、後年発揮される彼の作風の萌芽をすでに見出すことができる。

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伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、1716〜1800)、江戸中期の画家、名は汝釣(じょきん)、字は景和、号は若冲のほか斗米庵(とべいあん)。若冲の号は、禅の師であった、禅僧、大典顕常(相国寺)から与えられた居士号。

 京都の青物問屋の長男。40歳で家業を弟に譲り(隠居!)、以後画業に専心。以後、独身で、85歳の長寿を全うしたが、中国絵画の影響を強く受け、身近な花鳥などを主題に奇想ともいえる超現実的な多くの名作を残している。 


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雪中鴛鴦図(せっちゅうおしどりず)、左上に宝暦巳卯仲春若冲居士製、1759年(宝暦9年)2月作、宮内庁 三の丸尚蔵館蔵(東京)

 雪の降り積もる冬の川辺に暮らす鳥達を描く。鴛(オシドリの雄)は石の上に片足で立ち、鴦(オシドリの雌)は水中に頭を突っ込み、尾羽を外に出している。雪の降り積もった柳の枝には、3羽の色鮮やかな雉鳩たちがとまっている。大典和尚の書いた詩文、藤景和画記では、寒渚聚奇(かんしょしゅうき)という題名が付いている。

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雪中錦鶏図(せっちゅうきんけいず)、1761年(宝暦11)〜1765年(明和2年)頃作、宮内庁 三の丸尚蔵館蔵(東京)

 雪化粧した榧(かや)の木を背景に、雪に包まれる牡丹と2羽の錦鶏鳥を描く。錦鶏鳥は、中国やチベットの山地に生息するキジの仲間で、鮮やかな色彩が特徴である。雄が全身を見せているのに対して、雌のほうは、雄の陰にかくれて上半身のみを覗かせている。この絵の最大の特徴は、幻想的な世界を演出する、粘り気を感じさせる、濃厚なまでの雪の表現である。

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仙人掌(さぼてん)群鶏図襖(ぐんけいずふすま)、襖絵六面、若冲晩年の傑作。1789年(寛政元年)作、重要文化財、西福寺蔵(大阪)

 天明の大火に遭った後、一時的に滞在した大阪の鰻谷で薬種問屋を営む数寄者、吉野五運の依頼によって同家の菩提寺(西福寺)の襖絵として制作されたと伝えられる

(参考資料)

 〇 「名作誕生-つながる日本美術」展 「だれもが知る」が勢ぞろい(朝日新聞デジタル、2018年1月5日11時41分):http://www.asahi.com/event/SDI201801050702.html; 同上(2018年4月4日、朝日デジタル):http://meisaku2018.jp/

 〇 伊藤若冲絵画作品と所蔵美術館いとう じゃくちゅう  1716. 3. 1 (正徳06. 2. 8) - 1800.10.27 (寛政12. 9.10) : http://kininaruart.com/artist/nihonga/ito_jyakuchu.html

〇 文正「鳴鶴図」 原本

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重要文化財 文正「鳴鶴図」 中国元〜明時代(14世紀) 京都相国寺蔵

〇 陳伯冲 松上双鶴図 原本

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陳伯冲 松上双鶴図(日下高声)」 中国明時代〜16世紀、京都・大雲院蔵

〇 狩野探幽「波濤飛鶴図」 模写

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狩野探幽「波濤(はとう)飛鶴図」 江戸時代 1654年 京都国立博物館蔵

〇 伊藤若冲 「白鶴図」 模写

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伊藤若冲「白鶴図」 江戸時代 18世紀 個人蔵

(解説) 中国絵画の模写として、手本となった中国絵画は、元〜明時代の画家、文正の「鳴鶴図」。右に飛翔する鶴、左に蔓の立ち姿を描いた対幅だ。若冲の模写は左右両方が、探幽の模写は右幅が残る。

 文正の原本や探幽の模写に比べ、若冲の鶴は翅の部分などが線を主体に描かれ、透き通る感じが強い。「原本の自然らしさよりも、形そのもののおもしろさが前面に出ている」という。背景には陳伯仲による別の絵画などからの引用も見られる。これは、模写が創造であり得ることを如実に物語っている、という。

2018年1月15日 (月)

大雪、金沢の積雪57cm(1月13日)、県民の杜、鞍月地域の雪景色、金沢市、石川県(2018.1.15)

 金沢地方気象台によると、北陸地方の上空に氷点下40℃以下の寒気が入り込んだほか、平野部にまとまった雪が降る「里雪(さとゆき)型」の気圧配置となり、石川県内は大雪となった。金沢では7年ぶりに積雪が50㎝を超え、13日午後6時現在では57㎝を観測し、14日には62㎝に達しました。

 一昨日(1月13日)は、気温-4~3℃、午前中、大雪マイカーと駐車場の雪かきに1時間ほど汗を流しました。車にはスノーブラシ、駐車場にはスノースコップを使い、3回ほど繰り返し除雪しました。午後からは、雪が降りしきる中、近くの県民の杜と鞍月地域を散策し、周辺の雪景色を観察した後、その光景をデジカメに収めました。

〇 県民の杜の雪景色

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県民の杜の雪景色、県庁、庭園、遊歩道沿い、金沢市鞍月、2018.1.13

〇 鞍月地域の雪景色

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鞍月地域の雪景色、県道、市道、歩道沿い、金沢市鞍月、2018.1.13 

幹線道路の除雪は進んでいるが、生活道路の除雪が進まず、交通障害が多発している。

(Link)

〇   大雪、金沢の積雪30cm(12月17日)、県民の杜、鞍月セントラルパークの雪景色、金沢市、石川県(2017.12.18): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/121720171218-32.html

 

2018年1月10日 (水)

英一蝶、幻の大作「涅槃図」、月次風俗図屏風、ボストン美術館の至宝展(神戸市立博物館)、その他代表作、とは(2018.1.10)

  英一蝶(はなぶさいっちょう、1652~1724)は、江戸中期の絵師。京都から江戸に出て狩野安信(1613~1685)に学び、人物、花鳥にすぐれ、やがて独自の軽妙洒脱な画風を創始。かたわら岩佐又兵衛(1578~1650)や菱川師宣(1618~1694)の都市風俗画や松尾芭蕉(1644~1694)の俳諧に親しむ。  

 1698年(元禄11年)、幕府の忌諱(きい、忌み嫌うこと)にふれて、数え年47歳で伊豆三宅島に流罪。11年後、将軍代替わりの大赦により江戸に戻る。この時、船で蝶を見て、画名を英一蝶に改め、後に「幻の大作」と呼ばれる仏画「涅槃図(ねはんず)」を残した。

 この作品を所蔵する、ボストン美術館至宝展が、2017年10月28日(土曜日)~2018年2月4日(日曜日)、神戸市立博物館(神戸市)で開催されているが、約170年ぶり、初の里帰りとなった。晩年は英派を形成、穏健な画風となる。その他代表作は、「月次風俗図屏風」、「朝暾曳馬図(ちょうとんえいばず)」、重要文化財の「四季日待(ひまち)図巻」、「布晒舞図(ぬのさらしまいず)」など。

〇 涅槃図

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                巨大涅槃図、描かれている紙の部分だけで、縦2.9mほど、横は1.7m近くある大作。

 入滅したばかりの釈迦が横たわり、ゆかりの人たちや動物たちが取り囲む。その数は150を下らない。おのおのが人目をはばからず涙にくれる涅槃図で、一蝶が島流しから江戸に戻って4年後の1713年に描かれた。 

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 宗教的な絵ながら、堅苦しさもない。人物や動物たちのしぐさや表情にはどこか愛らしいところがあり、ついつい見入ってしまうと、細かく丁寧に描き込んでいるのに気づく。

 例えば、釈迦の頭のそばにある荷物をくるんだ風呂敷の文様。釈迦の頭には、きらめきのある群青の絵の具が使われており、見る角度によって色合いが変わってくる。               

                       英一蝶「涅槃図」、1713年(正徳3年)、ボストン美術館蔵

〇 月次風俗図屏風

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                           六曲一双(、六つ折りの屏風が左右で1セット)、ボストン美術館蔵

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                                       英一蝶像、高嵩谷二代画、東京国立博物館蔵

 英一蝶は、京都生れ、医者の息子、両親と江戸に来て、狩野派の狩野安信(1613~1685)に学ぶも破門に。俳人の松尾芭蕉と親交があり、遊郭の吉原で「太鼓持ち」(幇間         、ほうかん、とも、男芸者!)として活躍。

〇 朝暾曳馬図(ちょうとんえいばず)

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                  朝霧の中、馬を曳いて行く童子、朝陽が川面に映す、 静嘉堂文庫蔵

〇 四季日待(ひまち)図巻

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                   四季それぞれの日待の様子を描く、出光美術館蔵

 布晒舞図(ぬのさらしまいず)

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                        布晒舞を披露する踊り子、遠山記念館蔵

(参考資料) ボストン美術館の至宝展 絵の楽しみは細部に宿る、英一蝶「幻の大作」、「涅槃図(ねはんず)」初の里帰り展示(朝日新聞、2017.12.13)

(Link)

 〇  特別展 ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション (神戸市立博物館):http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2017_3boston.html 

〇 YouTube(Kaida): 美の巨人たち 2017年09月09日 170909 吉原で遊び、島に流された絵師 英一蝶『涅槃図』波乱の人生 http://www.dailymotion.com/video/x607h20

〇 英一蝶の仏涅槃図の元絵は、鎌倉時代、1323年(元亨3年)、命尊(みょうそん)筆の仏涅槃図で、類似絵が見られる。 九州国立博物館(命尊、仏涅槃会): http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre123.html

 菱川師宣、見返り美人図、(東京国立博物館): http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl_img&size=l&colid=a60&t=

 「見返り美人図」は江戸前期の絵師・菱川師宣の作品である。当時流行の着物に身を包み、歩みの途中で足を止め、ふと振り返る女性の姿を描いたもので、昭和23年に切手にもなった。師宣は、衰退していた生命力のある人物像を木版画で再現し、浮世絵の祖ともいわれている。「見返り美人図」は、前の時代に描かれた「風俗図屏風」や「湯女図」のようなタイプの作品を参考にしたとされる。この流れは「振り返る女性」の系譜とも言える。

 

2018年1月 8日 (月)

純白の霊峰白山(1月7日)神々しく、たおやかな白銀の峰々、杉森地蔵水、アイスモンスター、とは(2018.1.8)

 金沢は昨日(1月7日)、気温2~5℃、朝方は曇空でしたが、次第に晴れ間も見られ、今年初めて、杉森地蔵水を汲みに行きました。その途中、白山麓の県道44号沿いで、神々しく、たおやかな白銀の峰々が目に飛び込んできました。

 白山の頂上付近は、御前峰(2702m)や剣ヶ峰(2677m)、大汝峰(2680m)など三峰が寄せ集まる、純白の霊峰の山容を見せ、厳冬期の膨大な積雪(5m以上)はのち恵みの水神となり、「白き神々の座」とも形容されてきました。 

〇 純白の霊峰白山

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純白の霊峰白山              石川県白山市、鳥越   2018.1.7

〇 杉森地蔵水

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杉森地蔵水                 石川県白山市、杉森 2018.1.7

(Link)

 〇 大雪で真っ白な白山と溢れ出る杉森地蔵水(12月24日)、白山市、石川県、とは(2017.12.26): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/122420171226-ed.html

(追加説明)

〇 白山初 アイスモンスター(早川康浩さん提供、北陸中日新聞):http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/junior/alacarte/CK2018021802000210.html

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巨大な樹氷「アイスモンスター」、北陸中日新聞、(Google画像) 2018.1.7

 氷雪が針葉樹を覆う巨大な樹氷「アイスモンスター」が、白山で初めて確認された。国内最南端にして最西端での発見になる。山スキーで白山に登った医師早川康浩さん(58)金沢市寺中町ら6人が1月7日、白山の甚之助避難小屋から東側に数百メートル離れた標高約2100m、積雪約5mの台地に林立しているのを発見した。「雪上から2~5mほど突き出た樹氷が数百本も並んでいた」と圧巻の光景を振り返る。厳冬期の標高2000m付近は、熟練者でないと辿り着けないという。

 山形県の蔵王温泉などで冬の風物詩として知られ、従来の南限、西限は長野県の菅平高原とされていた。できるのには少なくとも1~2カ月かかるため、降雪が多い白山では埋もれてしまう可能性が高いという。(北陸中日新聞、2018.1.31)

 

 

 

2018年1月 4日 (木)

初詣(1月3日)、白山比咩神社参拝、一年の無事と平安を祈願!(2018.1.4):

 初詣は1月3日、白山比咩神社、手水舎で身を清め、本殿に参拝して、一年の無事と平安を祈りました。本殿は入母屋づくりで、大きな鼓胴型のしめ縄が張ってありました。

 その後、今年の家内安全・事業繁栄のお札、御神符(1000円)と交通安全のお守(800円)の初穂料を納め、小雪の降る中、境内でおみくじを引き、お札掛けに結びました。 

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初詣、小雪の降る中、白山比咩神社参拝、白山市三宮町、 2018.1.3 

 (Link)

〇 初詣(1月3日) 白山比咩神社、感謝、一年の無事と平安を祈願!(2017.1.4):
http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/201714-23d2.html

(追加説明) 白山比咩神社の祭神は菊理媛(くくりひめ)ですが、伊奘諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)も共に祀られている。

 

2018年1月 1日 (月)

the New Year's greetings, 年賀 (2018.1.1)

A Happy New Year  !

2018

 

新年おめでとうございます

2018年 元旦

 

賀 新 年 

謹んで新春のお慶びを 

申し上げます 

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

平成三十年 元旦

 

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