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2017年6月

2017年6月21日 (水)

白山高山植物園再訪(6月18日)、白山連峰を遠望しながらお花畑を散策、とは(2017.6.21)

 白山高山植物園の一般公開が、2017.6.4~7.17(午前9時~午後3時、火、木、休)始まりました。ここは、西山(標高約800m)山頂下にあり、白山(2702m)の高山植物(約100種類、10万株)のお花畑が整備されている。

  ここでは、標高の関係から、白山より1ヶ月早く開花するが、今年は例年より一週間以上遅れていました。が、ニッコウキスゲ(約3万株)、白山の名を冠した植物(20種類以上)ハクサンフウロウ、ハクサンタイゲキのほか、多様で可憐な花々が咲いていました。

 そこで、先日、6月18日(日)は、父の日、曇天の下、一年ぶり息子が運転(全走行125.3㎞)、家族で訪れました。そして、白山連峰を遠望しがら、可憐な花々に彩られた散策路を楽しみ、途中の光景をデジカメに収めました。

白山高山植物

〇 高山植物 

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高山植物、ニッコウキスゲの群落、2017.6.18

〇 ニッコウキスゲP6180637

ニッコウキスゲ (ユリ科)

〇 ハクサンフウロウP6180645
ハクサンフウロウ(フウロソウ科)

〇 ハナチダケサシP6180801
ハナチダケサシ(ユキノシタ科)

〇 ハクサンタイゲキP6180650
ハクサンタイゲキ (ドウダイグサ科)

〇 アカモノP6180672
アカモノ (ツツジ科)

〇 カラマツソウP6180807
カラマツソウ (キンポウゲ科)

〇 クルマユリP6180820
クルマユリ (ユリ科)

〇 ミヤマクワガタP6180702
ミヤマクワガタ (ゴマノハグサ科)

〇 ヤマホタルブクロP6180737
ヤマホタルブクロ (キキョウ科)

〇 ニガナP6180641

ニガナ(キク科) 

〇 ミヤマアキノキリンソウP6180707
ミヤマアキノキリンソウ (キク科)

〇 イブキトラノオP6180814
イブキトラノオ (タデ科)

〇 ムカゴトラノオP6180810

ムカゴトラノオ (タデ科)

〇 エリモヒカゲノカズラP6180787
エリモヒカゲノカズラ (ヒカゲノカズラ科)

〇 ハイマツP6180744_2
ハイマツ(マウ科)

 霊峰白山を遠望

 白山高山植物園

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白山高山植物園、白山市白峰、2017.6.18

(解説) 白山高山植物園は、1997年(平成9年)、清水建美(金沢大学名誉教授、植物学者)による、白山高山植物保全事業の調査着手に由来している。まず西山、山頂直下の露地移植を展開し、2008年(平成20年)、通称「西山試験地(ミニ白山)」のお花畑を初公開(2日間)、その後も造成と移植を繰り返し、遊歩道も整備し、現在に至っています。

(Link)
 〇 白山高山植物(6月12日)、白山山頂、室堂近くのお花畑、クロユリ、白山高山植物園、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、タカネナデシコ、ヤマホタルブクロ、ハクサンタイゲキ、ヤマツツジ、他14種、お食事処手取川、山菜岩魚定食、とは(6月16日):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-1158.html

(追加説明、話題)

 

〇 金沢30.4℃、初の真夏日

石川県内は6月20日、高気圧に覆われて気温が上昇し、金沢では午後2時半すぎに今年一番の30.4℃を記録。初の真夏日で7月下旬並みの暑さとなった。

2017年6月14日 (水)

初夏の路傍の草花、年年歳歳花相似たり!可憐な帰化植物、キキョウソウ、ニワゼキショウ、ヒメジヨオン、ブタナ、マツバギク、カラー、とは(2017.6.14)

 日本には、約7千種の植物が生育し、その中で外来種は1200種にも上るという。 中でも都市部の路傍で見られる花々は、年年歳歳花相似たり! ほとんど雑草扱いの外来植物です。

 最近、市街地を散策中、特に目に付いた草花は、キキョウソウ、ニワゼキショウ、ヒメジョン、ブタナ、マツバギクなど、ほとんどが可憐な帰化植物で、しばらく見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。

〇 キキョウソウ

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キキョウソウ(桔梗草、キキョウカ科、ダンダンギキョウとも)、北アメリカ原産 、青紫の花

〇 ニワゼキショウ

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ニワゼキショウ(庭石菖、アヤメ科、ナンキンアヤメとも)、北アメリカ原産、濃い紫のすじが入り、中央部は黄色の花

〇 ヒメジョオン

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ヒメジョオン(姫女苑 キク科、ヤナギバヒメギクとも)、北アメリカ原産、白色の花、多少青紫をを帯びることがある。

〇 ブタナ

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ブタナ(豚菜、キク科、タンポポモドキとも)、ヨーロッパ原産、黄色の花

〇 マツバギク

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マツバギク(松葉菊、キク科、ランプランサスとも)、南アフリカ原産、紫色の花

(Link)

〇  初夏の路傍の美しい草花(6月11日)、ミヤコグサ、キキョウソウ、ニワゼキショウ、ブタナ、ヒメjジョオン、ハハコグサ、オオバコ、とは(2016.6.11):  http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/11-bb22.html

(追加説明)

〇 年年歳歳花相似 歳歳年年人不同

毎年毎年花は同じように咲く 毎年毎年人の顔ぶれが異なる! 

自然の悠久さと人間の生命のはかなさを対峙させ、人生の無常を詠歎した句です。

 

唐詩選 中国唐代の詩人 劉廷芝(劉希夷とも、651~679)  

代悲白頭翁    白頭を悲しむ翁に代りて 

古人無復洛城東  古人無復洛城の東に無く
今人還対落花風  今人還た対す 落花の風
 

年々歳々花相似  年々歳々、花相い似たり
歳々年々人不同  歳々年々人同じからず
 

寄言全盛紅顔子  言を寄す 全盛の紅顔の子
応憐半死白頭翁  応に憐れむべし 半死の白頭翁

(追加画像)

〇 カラー

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カラー(サトイモ科)、南アフリカ原産

 

 

 

2017年6月 6日 (火)

初夏の新緑の彩り(6月5日)、庭園のホタルブクロ、アジサイ、生垣のキンシバイ、サツキツツジ、用水岸辺のアオサギの毛繕いの光景、とは(2017.6.6)

  金沢は、6月5日、久しぶり、快晴となり、青空が広がりました。気温は13~22℃、穏やかな陽気に包まれ、いつものように、心身の健康にも繋がるかと、近場を散策しました。

 県民の杜の庭園では、珍しい花姿のホタルブクロ、アジサイが咲き始め、そこの遊歩道と街路の生垣では、キンシバイとサツキツツジが、木々の新緑に黄、赤の彩りを添え、近くの鞍月の用水岸辺ではアオサギが毛繕いをしている光景が見られました。

草花

〇 ホタルブクロ

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ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科)、広鐘形の大きな花に、昔の子供が蛍を入れて遊んだかもしれないと大人が想像して付けた名前という。北海道から九州の野山や丘陵の斜面や草原に自生しています。

〇 アジサイ

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アジサイ(紫陽花、ユキノシタ科)、アジサイには、額ぶち咲き(4弁の装飾花)と手まり咲き(全てが装飾花)の花型があります。手まり咲きは江戸時代後期に広がった品種で、額ぶち咲の変種ですが、アジサイといえば、この花を指すようになりました。日本原産で、長崎に滞在していたシーボルトが、この花を初めて世界に紹介して、学名に妻の「小滝さん」の名を冠した話は有名です。

花木

〇 キンシバイ

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キンシバイ(金糸梅、オトギリソウ科)、黄金色の梅に似た花、中国名の音読みが名の由来。黄色の5弁の花が、次から次へと開く。葉が水平に並んでつき、5つの束になった多数の雄しべは花から突き出ない。

〇 サツキ
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サツキ(皐月、ツツジ科、サツキツツジとも)、開花が5~7月で、他のツツジより遅く、陰暦の5月(皐月)、これが名の由来。

〇 アオサギ

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用水の岸辺のアオサギ(青鷺、ペリカン目サギ科)、留鳥、漂鳥、水辺では単独で見かけることが多い。羽の色はやや青みがかかった灰色をしており、頭に黒い冠羽があります、 これが名の由来。全長は90-98cmで日本で繁殖するサギ類の中では最大です。

(Link)

 〇 初夏の草花、花木(6月2日)、ホタルブクロ、シラン、キショウブ、アジサイ、チガヤ、花木、キンシバイ、ナツツバキ、ネズミモチ、マサキ、バラ、サツキ、とは(2016.6.4):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-781a.html

2017年6月 2日 (金)

ボラ待ちやぐら漁、人と魚との根比べ、能登(七尾北湾)、穴水町新崎(鳳珠郡、石川県)、とは(2017.6.2)

 能登(七尾北湾)穴水町新崎(鳳珠郡、石川県)で、2017年(平成29年)5月15日、江戸時代から始まる、伝統漁として知られる、ボラ待ちやぐら漁が始まりました。

 やぐらの上から漁師がボラの群れを見張り、網の中にボラが入ったのを確かめ、網をたぐるという原始的な漁法で、まさに、人と魚との根比べを繰り広げました。

 天文学者パーシバル・ローエル(1855~1916, USA))は、著書「NOTO」の中で、この漁業用のやぐらを、怪鳥ロック(アラビア伝承に登場する怪鳥)の巣のようだと表現しています。

〇 ボラ待ちやぐら漁

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ボラ待ちやぐら漁、やぐらの上でボラの群れが網に近づくのを見張る漁師ら、能登(七尾北湾)、穴水町新崎(鳳珠郡、石川県)、2017.5.15

 2017年(平成29年)5月15日、午前6時ごろ、高さ約10mのやぐらに漁師が上がり、真下に設置した間口25mの網へボラの群れがやってくるのを待ち構えました。3時間にわたって目を凝らしたが、現れたのは最大で8匹。網を引き揚げることなく、初日の漁は振るいませんでした。

ボラ待ちやぐら漁、能登(七尾北湾)、穴水町新崎(鳳珠郡、石川県)、YouTbe(hotishikawa): https://www.youtube.com/watch?v=aTLVthc_aqc

〇 ボラ

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ボラ待ちやぐら大魚、能登(七尾北湾)、穴水町新崎(鳳珠郡、石川県)、(Google画像)、幸寿しブログ(素晴らしい能登、穴水町新崎のボラ待ちヤグラ大魚、2015.6.3):http://www.kouzushi.com/blog/2015/06/post-1726.html

 ボラ(鯔、ボラ科)は、体は細長く、頭部は平たく、鱗は大きく硬い。生息域は、沿岸の浅場、河川汽水域、淡水域です。

 出世魚で、成長により、イナセ(2~3㎝)、ハク、スバシリ、オボロ、イナ、ボラ(30から40cm)、トドなど、名前が変わります。最後にトドとなることから、とどのつまり(つまるところ、結局、ついに)の言葉の由来になっています。

 やぐら漁は一度途絶えたものの、新崎・志ヶ浦地区里海里山推進協議会が復活させました。 岩田正樹会長(68)は「元々効率の悪い漁法で毎日取れるもんじゃないが、これからもずっと守っていきたい」と話していました。漁は7月末までほぼ毎日行われます。

(Link)

〇 ボラ(ボラ科、魚類、市場魚介類図鑑):
http://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9C%E3%83%A9 

(参考文献)

北陸中日新聞: ボラ待ちやぐら漁始まる、穴水伝統漁ずっと守る、2017年(平成29年)5月16日(火) 

パーシヴァル・ローウェル著: NOTO -能登・人に知られぬ日本の辺境-  、AN EXPLORED CORNER OF JAPAN 、十月社 1991年 (平成3年)

 

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