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2017年4月

2017年4月28日 (金)

春の草花、個性的な花姿、県民の杜のシャガ、イカリソウ、カントウタンポポ、エビネ、とは(2017.4.28)

 先日(4月19~24日)金沢は、天候に恵まれ、気温も6~22℃と暖かくなったので、近くの県庁敷地内にある、県民の杜の遊歩道を、ぶら遊歩しました。

 その途中、個性的な花姿のシャガとイカリソウ、また、どういうわけか、総苞が反り返らないカントウタンポポが目に付き、しばらく眺めたのち、その光景をデジカメに収めました。

春の草花

〇 シャガ

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シャガ(射干、アヤメ科) シャガの名は、命名者がヒオウギ(檜扇、アヤメ科)と勘違いして付けられた漢名。  

〇 イカリソウ

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イカリソウ(碇草、メギ科)この花姿が船の碇(錨)に似ている、これが名の由来。

〇 カントウタンポポ 

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カントウタンポポ(関東蒲公英、キク科)花の総苞の外側は下に反り返らない。日本産タンポポの代表的な1種。関東地方から中部地方の東部に分布。

 〇 県民の杜

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県民の杜(西北側入口)、 背後は本庁舎  金沢市鞍月   2017.4.19

 (Link)

〇 山野草、春(4月24日、28日)、珍しく、変わった形の花が咲き、勘違いの名を持つ、シャガ(射干、アヤメ科、多年草、蝴蝶花とも)、また、サンシクヨウソウ(三枝九葉草)の奇名を持つ、イカリソウ(碇草)、とは(2015.4.29): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/2015429-86b3.

(追加画像)

〇 エビネ

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エビネ(海老根、ラン科)

2017年4月26日 (水)

路傍の野草の花(2017.4.24)、個性的で綺麗な花姿、カラスノエンドウ、ジシバリ、セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、マツバウンラン、ツルニチニチソウ、スミレ、チガヤ、コバンソウ、シロツメグサ、スイバ、ハハコグサなど、青空に尾を引く飛行機雲、とは(2017.4.26)

 春の訪れと共に、金沢市街の庭園や路傍には、先に紹介したツクシ、ヒメオドリコソウ、タネツケバナ、オランダミミナグサの他、見た目は小さいが、よく見ると、個性的で綺麗な野草の花を、しばしば見かけるようになってきました。

 そこで、市街地の散策で目にした、カラスノエンドウ、ジシバリ、セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、マツバウンラン、ツルニチニチソウ、スミレ、チガヤ、コバンソウ、シロツメグサなど、オンリーワンの花姿、また、青空に尾を引く飛行機雲を、しばらく眺めたのち、その光景をデジカメに収めました。

路傍の野草の花 

〇 カラスノエンドウ

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カラスノエンドウ(烏の豌豆、マメ科) 人間の食べるエンドウより小さく、ごく小さなスズメのエンドウより大きい。この実がやがて真っ黒になる、そこからカラスの名がついたという説もあります。

〇 ジシバリ

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ジシバリ(地縛り、キク科) 横走りする茎(ランナー)が広がり、地面を縛るように見える。

〇 セイヨウタンポポ

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セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、キク科)総苞の外側が下へ反り返るのが特徴。

〇 カントウタンポポ

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カントウタンポポ(関東蒲公英、キク科)総苞の外側は下に反り返らない。関東地方から中部地方東部に分布する日本産タンポポの代表的な1種。

〇 マツバウンラン

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マツバウンラン(松葉海蘭、ゴマノハグサ科)海辺に咲くウンランに似て、葉は細くて松葉状、これが名の由来。小さくはかがげな青紫の花。北米原産。

〇 ツルニチニチソウ

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ツルニチニチソウ(蔓日日草、キョウチクトウ科)つる性の草で、主軸は横に走る。直立する茎のどれかに毎日毎日(日々)花があります。

〇 スミレ

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スミレ(菫、スミレ科)日本には50数種のスミレの仲間が自生していて、いずれもほぼ左右対称の花の後ろに突き出ている距があります。

〇 チガヤ

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チガヤ(血茅、イネ科)長い地下茎が縦横に這いながら、やや硬い線形の葉が茎とともに立ち上がる。穂が出たばかりでは、雄しべも雌しべも赤くなる。これを血染めと思い、カヤの仲間なので血茅と名づけた。

〇 コバンソウ

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コバンソウ(小判草、イネ科)小花の集合(小穂)が江戸時代に流通した小判に少し似る、これが名の由来。

〇 シロツメグサ

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シロツメグサ(白詰草、マメ科)江戸時代、ガラスや陶器を欧州などから送るとき、箱にクッション材として詰めたので、花の白いツメクサと名づけられた。

飛行機雲

〇 青空の飛行機雲

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青空の飛行機雲、 金沢上空、小松空港へ    金沢市鞍月  2017.4.24 大気中の温度の低い所を飛行機がとぶと、その後に尾を引くようにできる人工雲。エンジンからの排気ガス中に含まれている水蒸気が凝結してできると考えられる。

(Link)

 〇 仲春の草花、花木〈3月23日)、草花、ツクシ、ヒメオドリコソウ、タネツケバナ、オランダミミナグサ、クロッカス、花木、ミツマタ、ヒューガミズキ、ユキヤナギ、ニワウメ、ヤブツバキ、ハクモクレン、コブシ、オオシマザクラ、とは(2017.3.24): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/3232017324-ac89.html

(追加画像)

〇 スイバ

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スイバ(酸い葉、タデ科)葉や茎をかじると、酸っぱい味がする、これが名の由来。

〇 ハハコグサ

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ハハコグサ(母子草、キク科)葉を見ると、優しい感じの綿毛があり、しかも黄色い花につつまれている、これが母のイメージの草であることを感じさせます。

2017年4月21日 (金)

県民の杜の花見(4月19日)、遅咲きの八重桜(7種)、菊桜(4種)、里桜(1種)咲く、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ハナカイドウ、とは(2017.4.21)

 桜の名称は、花びらが5枚を一重桜、約10~50枚を八重桜、約50~300枚と非常に多い花を菊桜と呼んでいます。八重咲きや菊咲きなど、多くの花びらは、オシベやメシベが変化したものと考えられています。 

 なお、枝垂れ桜では、枝の先端部で、オーキシン(枝を伸長成長させるホルモン!)は作用しているが、ジベレリン(枝を肥大成長させるホルモン!)が作用していないので、成長した枝が、重力に抗しきれなくなり、枝垂れることが確認されています。 

 一 昨日(4月19日)金沢は、気温8~19℃、晴のち曇、小雨でした。八重桜(7種)は、県本庁舎駐車場の遊歩道沿いで、また、菊桜〈4種)、里桜(1種)は、県民の杜の遊歩道沿いで、見頃を迎えていました。が、ヤエベニシダレは葉桜となっていました。そこで、これら遅咲き、華やかな花姿を鑑賞し、その光景をデジカメに収めました。

八重桜

〇 八重桜の並木

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県庁本庁舎南入口前、東西の駐車場沿いの桜並木(鞍月、金沢) 2017.4.19

〇 イチヨウ

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① イチヨウ(一葉)  淡紅色。花弁の内側が白く、花が開くと白っぽく見える。 庭木。

〇 カンザン

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② カンザン(関山) 紅色。花や蕾の色は濃い桜色。街路樹、公園樹。

〇 フゲンゾウ

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③ フゲンゾウ(普賢象) 淡紅色。花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていく。 

〇 テマリ

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④ テマリ(手毬) 紅色。

〇 ウコン

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⑤ ウコン(鬱金) 淡黄色。

〇 ヨウキヒ

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⑥ ヨウキヒ(楊貴妃) 淡紅色。

〇 ヤエベニシダレ

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⑦ ヤエベニシダレ(八重紅枝垂れ) 濃い紅色。

菊桜

〇 ケタノシロキクザクラ

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① ケタノシロキクザクラ(気多白菊桜) 白色。

ヒウチダニキクザクラ

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② ヒウチダニキクザクラ(火打谷菊桜) 淡紅色。

〇 ケンロクエンキクザクラ

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③ ケンロクエンキクザクラ(兼六園菊桜) 淡紅色。

ゼンショウジキクサクラ

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④ ゼンショウジキクザクラ(善正寺菊桜) 白色。蕾は桜色で、開花にしたがい淡色になり、満開時は白色ですが、わずかに桃色を残しています。

里桜

〇 ケンロクエンクマガイ

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ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷) 薄紅色。 

〇 県民の杜

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県民の杜、庭園、遊歩道 

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県民の杜、庭園、遊歩道入口       金沢市鞍月、2017.4.19

(Link)

 〇 県民の杜の八重桜、菊桜(.4月15日、18日)八重桜、イチヨウ、カンザン、フゲンゾウ、テマリ、ヨウキヒ、ウコン、ヤエベニシダレ、菊桜、ケタノシロキクザ、ゼンショウジキクザクラ、ケンロクエンキクザクラ、ドバト、とは(2016.4.25): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-7062.html

  〇  八重桜(4月15日、18日、20日、24日)、県庁(鞍月、金沢)駐車場の八重桜並木の遊歩道沿い、遅咲きの見頃の八重桜、イチヨウ(一葉)、カンザン(関山)、フゲンゾウ(普賢象)、手毬(テマリ)、楊貴妃(ヨウキヒ)、鬱金(ウコン)など、その個性的な美しい花姿、とは(2015.4.21): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-44ec.html

  〇 菊桜(4月24日)、かって国の天然記念物で、日本一花びらの多い兼六園菊桜
(ケンロクエンキクザクラ)のほか、石川県指定天然記念物のケタノシロキクザクラ
(気多白菊桜)、ゼンショウジキクザクラ(善正寺菊桜)、とは215.4.25): 

http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-0826.html

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〇 ヤマツツジ

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ヤマツツジ(山躑躅、ツツジ科)

〇 ミツバツツジ

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ミツバツツジ(三葉躑躅、ツツジ科)

〇 ハナカイドウ

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ハナカイドウ(花海堂、バラ科)

 

2017年4月18日 (火)

樹木公園の花見(4月16日)、白山連峰のふもと、県林業試験場、サクラ180種、約900本、ツバキ140種、約850本の花咲く、カタクリ、とは(2017.4.18)

 樹木公園は、 白山連峰のふもと、手取川の本流を見下ろす高台、県農林総合研究センター林業試験場(白山市三宮町)の構内にあります。その敷地(約27ヘクタール)には、約800種、15,000本余りの樹木が植栽されています。
 
 なかでも、サクラ(桜、バラ科)は約130品種、900本、また、ツバキ(椿、ツバキ科)は約140品種、850本と多く、全国的にも有数の規模となっています。
 

 一昨日、4月16日(日)石川県は、快晴に恵まれ、多くの家族連れや観光客、息子と共に、満開の桜と椿の花見を愉しみました。ソメイヨシノは少し散り始めていましたが、遅咲きの八重桜、菊桜などは見頃で、その光景をデジカメに収めました。

芝生広場の周辺の花見

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芝生広場の周辺の花見、ソメイヨシノ、ヤエベニシダレ、樹木公園の遊歩道沿いの白い花はユキヤナギ     2017.4.16

満開の桜

〇 水上

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水上(ミナカミ)

〇 白妙

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白妙(シロタエ)

〇 寒緋桜

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寒緋桜(カンヒザクラ)

〇 八重紅枝垂

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八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)

〇 紅枝垂

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紅枝垂(ベニシダレ) 

〇 山桜

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山桜(ヤマザクラ)

〇 八重山桜

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八重山桜(ヤエヤマザクラ) 

〇 火打谷菊桜

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火打谷菊桜(ヒウチタニキクザクラ) 

〇 大山桜

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大山桜(オオヤマザクラ) 

〇 江戸彼岸

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江戸彼岸(エドヒガン) 

満開のツバキ 

〇 乙女椿

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乙女椿(オトメツバキ) 

〇 紅乙女

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紅乙女(コウオトメ) 

〇 白菊

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白菊(シラギク) 

樹木公園の遊歩道

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樹木公園案内図、 県農林総合研究センター林業試験場、白山市三宮町、石川県、2017.4.16

(Link)

 〇 樹木公園のサクラの花(4月12日、19日)、石川県樹木公園( 白山市 三宮町)の花見と各種サクラ(桜)の開花状況、とは(2015.4.30): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-303d.html 

 〇 樹木公園のユキヤナギ、ツバキ、モモの花(4月12日、19日)、石川県樹木公園( 白山市 三宮町)の各種ツバキ(椿)とモモ(桃)の開花状況、とは(2015.5.1):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/201551-8c89.html

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〇 カタクリ

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カタクリ(片栗、ユリ科)

2017年4月11日 (火)

兼六園と金沢城公園の花見(4月9日)、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなど、420本の満開の桜、とは(2017.4.11)

 金沢地方気象台は4月8日、金沢市内でソメイヨシノが満開になったと発表しました。平年より2日早く、昨年より4日遅い。市内は4日連続で20℃を超え、この日は今年一番の暖かさとなり、桜の開花も一気に進みました。

 兼六園では8~16日、恒例の無料開園が始まり、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなど、約420本(約40種)の桜が咲き誇り、8日午後6時までに、約5万2千5百人の花見客で賑わいました。

 一昨日(9日)は曇時々雨で、日中の気温9~16℃でしたが、午後2時頃から2時間ほど、多くの家族連れや観光客、息子と共に、兼六園と金沢城公園の満開の花見を愉しみ、その光景をデジカメに収めました。

〇 兼六園

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兼六園の中の満開の桜、特別名勝、兼六園は、宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼備するという、これが名の由来。

 

〇 金沢城公園

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金沢城公園の中の満開の桜

〇 石川橋(金沢城石川門と兼六園を結ぶ橋)

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石川橋(金沢城石川門と兼六園を結ぶ橋)、石川橋下のお堀通り(百万石通りとも、もと金沢城百間堀)周辺の満開の桜、

 (Link)

〇 金沢のサクラ咲く(4月5日)、ソメイヨシノ(開花宣言、4月4日)、とは(2017.4.5): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/4444201745-ba06.html

(追加説明)

〇 兼六園花見客が最多  外国人、新幹線、好天 追い風

 サクラの見ごろに合わせて4月8~16日に無料開放した兼六園の入園者数が43万8100人で過去最高となった、と県金沢城・兼六園管理事務所が17日発表しました。1日あたりの4万8678人も過去最高という。浜田哲郎所長は「外国人の増加と新幹線効果の持続、天候の良さと好条件が重なった」と話す。サクラの時期に無料開園を始めたのは1977年から。

 同じ期間の金沢城公園の入園者数は22万9500人で昨年を4100人下回ったが、過去2番目の多さという。(2017.4.18(火)、朝日新聞より)

 

 

2017年4月 5日 (水)

金沢のサクラ咲く(4月5日)、ソメイヨシノ(開花宣言、4月4日)、とは(2017.4.5)

 金沢地方気象台(金沢市西念3丁目)は、4月4日、午後3時すぎ、敷地内にあるソメイヨシノの標本木に、開花の基準となる5~6輪以上の花が咲いているのを、気象台の職員が確認しました。 

 そこで、気象台は、金沢でサクラが開花したと発表しました。ソメイヨシノの開花日は平年と同じで、昨年より5日遅い。通常は5~7日ほどで満開を迎えるという。

 そこで、今日、4月5日は、朝から晴れて、気温も7~21℃と暖かかったので、気象台のソメイヨシノの標本木の開花状況を観察し、その光景をデジカメに収めました。

〇 ソメイヨシノ

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ソメイヨシノ(染井吉野、バラ科)、金沢地方気象台敷地、金沢市西念3丁目、2017.4.5

(Link)

 〇 春の花木の開花状況(3月29日)、ソメイヨシノとモモ(植物季節観測用標本)、ヒメコブシ、トサミズキ、ハクモクレン、とは(2017.3.31): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/3292017331-f521.html 

 〇 金沢の桜咲く(3月31日)、ソメイヨシノ(開花宣言、3月30日)、オオシマザクラ、ヤエベニシダレ、とは(2016.4.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/331330201641--1.html

 

2017年4月 4日 (火)

囲碁、第5回電聖戦、一力遼七段vsコンピュータソフト、日本のDeepZenGo(ディープゼンゴ)、中国のFineArt(絶芸)、一力がAIに2連敗、とは(2017.4.4)

 囲碁の棋士と人工知能(AI)が対戦する第5回電聖戦は3月26日、東京都文京区で行われ、一力遼(いちりき・りょう)七段が、第一局で日本の[DeepZenGo]に、第2局で中国の「FineArt(絶芸、ぜつげい)」と対戦しました。

 一力七段は、竜星戦で優勝や天元戦で挑戦者になるなどの実績を持つトップクラスの棋士です。先陣のZenは、3月23日の大阪での国際棋戦で井山裕太碁聖との対局に続き、一力に完勝しました。

 そして、トリを飾る絶芸にとって負けられない一局となりました。というのは、 絶芸は3月19日、電気通信大(東京都調布市)で行われた、第10回UEC杯コンピュータ囲碁大会で、Zenを下して優勝していました。

 絶芸は中国の世界的IT企業・テンセントが、囲碁のルールも知らない技術者約10人が1年の期間で開発し、日本最強AIのZenに中押勝ちし、前日の予選から数えて11戦全勝し、初出場で初優勝を果たしました。

 この大会は、日中韓仏、台湾の30ソフトが出場し、昨年はZenが優勝し、その特典として小林光一名誉名人に挑み勝利しましたが、手合はあらかじめZenが碁石を三つ置く三子局のハンディ戦でした。

 今回が最後の電聖戦に、絶芸とZenは、世界トップ棋士とハンディなしの互先で渡り合う実績を携え参戦しました。

〇 第5回電聖戦(一力七段とZen及び絶芸との対局、棋譜、結果): http://www.nihonkiin.or.jp/news/etc/vsai5.html

 読みの速さと深さは「日本随一」(小林覚九段)と評される一力は、AIの弱点とされる石がぶつかり合う接近戦に挑みました。序盤から仕掛け激戦となりましたが、絶芸は卓越した大局観を見せつけました。

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図1 黒: 絶芸 白: 一力

   黒中押し勝ち

 それが、図1、絶芸は右下、黒は△入り●の大石を捨てました。しかし包囲する中央の白の一団に二眼はなく、最終的に自身の地中に何手もかけて△入り●を取る「攻め取り」が避けられない。黒は1以下15まで、白の一団を追いながら大地を形成し、地合いで大差をつけ、快勝しました。

 現地の解説会は一時、「一力の勝ちか」と色めき立ったものの、絶芸が算出した勝率は初手の50%から下がることはなく、大石を捨てた後は75%台でした。

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 トッププロと並んだZen、そのZenを破った絶芸、その上に君臨するアルファ碁(マスターとも)、囲碁AIがさらに猛スピードで進化することは確実化されています。

 昨年3月、アルファ碁に衝撃的な敗戦を喫した韓国のイセドル九段は「囲碁界は歴史的なパラダイムシフトを迎えている」と言う。  

(参考文献)  朝日新聞:とまらないAIの猛威、Zen、最高峰棋士と互角以上、WGO、2017年(平成29年)3月31日(金)朝刊。

(Link)

 〇 囲碁、ワールド碁チャンピオンシップ(WGC)、囲碁の日中韓トップ棋士とAI(人工知能)の4者総当たりリーグで覇を競う、とは(2017.4.4): http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/wgcai201745-62f.html

 〇 囲碁、第4回電聖戦、小林光一名誉棋聖vsコンピュータソフト(3子局)は1勝1敗、日本のZen(ゼン)は勝ち、米のdarkforest(ダークフォレスト)は敗け、とは(2016.3.26):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/vs11facebookdar.html

囲碁、ワールド碁チャンピオンシップ(WGC)、囲碁の日中韓トップ棋士とAI(人工知能)の4者総当たりリーグで覇を競う、とは(2017.4.4)

 囲碁の日中韓トップ棋士とAI(人工知能)の4者総当たりリーグで覇を競う、ワールド碁チャンピオンシップ(WGC)が3月21日~24日、日本棋院関西総本部(梅田、大阪)で開かれました。

 WGCには、日本から井山裕太六冠(27)、国内最強AIのDeepZenGoと、中国予選を勝ち抜いた、同国第2位のミ・イクテイ九段(21)、韓国ランキング1位のパク・ジョンファン九段(24)が出場しました。黒番が6目半コミ出し、持ち時間は3時間で、AIが参戦する初の国際棋戦となりました。 その結果、パク・ジョンファン九段(24)が3戦全勝で優勝しました。ミ・イクテイ九段(21)は2勝1敗で2位、DeepZenGoは1勝2敗で3位、井山裕太六冠は全敗の4位でした。

〇 WGC(棋譜、対局日程、結果):http://netdays365.com/2016/12/09/%E3%80%90%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E7%A2%81%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%91%E4%BA%95%E5%B1%B1%E8%A3%95%E5%A4%AA%E3%80%81deepzengo/

 この大会で、特に、世界の耳目を集めたのは、国内最強AI「DeepZenGo」の予想を超える強さでした。 21日、第1対局、ミ・イクテイ戦では、序盤からZenの大局観が勝り、リードを奪い、終盤も優勢を維持しましたが、の追い上げで徐々に差が詰まり、Zenは譲歩を重ね、半目勝負になろうかという微細な局面で狂いが生じ、突然,悪手を連発して敗れました。

 Zen開発チームの加藤英樹代表によれば、囲碁AIのプログラミングは、中国ルールに基づいている。中国と日本のルールの違いで勝敗が分かれることはまずないが、半目勝負に限って逆転するケースがある。それがこの対局で現れた可能性があるという。ということで、Zenは半目勝ちのはずが半目負けであることに気づき、パニックに陥ったと考えられました。

 翌22日、第2対局、パク・ジョンファン戦では、Zenチームは前日の反省から、最低でも1目半余して勝つ設定にして対局に臨みました。通常より相手に差をつけなければ勝てない。試練を与えられたZenは名手で応えました。

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図1  黒: パク(朴)   白: Zen  

   黒中押し勝ち

 図1、△入りの〇の手です。全局的に白が厚く、戦いに強い。ツケは相手の応手を強制し、相手が妥協すれば左下から下辺、中央にかけて強固な模様を築き、反発すれば戦いに持ち込む着想です。
 実戦は黒aの反発に白bと黒の一団の行く手を阻み、流れを引き寄せました。パクさん
の話では、ツケは予想外であわてた。流れが一方的になり、後半はいつ投げてもおか
しくない状態だった、とのことです。

 ところが、Zenはまたしてもヨセで乱れました。白陣に孤立する黒数子が脱出する簡単な筋を見落とし、実際にそれを打たれ大乱調を来たし連敗しました。

 ということで、昨春の時点でトッププロと三子の手合だったZenは、ディープラーニングの手法を磨き超絶進化を遂げたが、なお課題を抱える未完の大器であることを印象づけました。

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図2  黒: Zen   白: 井山 

   黒中押し勝ち

 最終23日、第3局、井山裕太六冠戦では、懸念されたバグは現れず、Zenの快勝譜となりました。

 ハイライトは図2、黒1のアテです。白2、黒3のツギに白は5と突き抜きたいが、黒4、白a、黒bで全体の生死が危うい。やむなしの白4に黒5と塞ぎます。白6、8と生きを確かめる間に、黒7、9と展開します。白が狭い所に手数を費やしている間に、黒は好所に石を進め、快勝しました。

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 井山六冠は、序盤ではまずまずの展開と思ったが、局面が進んでみると正しかったかどうか分からない。はっきりしたチャンスは見い出せなかった、という。

 また、Zenが目標とする最強AI・アルファ碁(マスターとも)との差について、今回を見る限り、かなり近づいている感じがする。すごい力だと思う、との評でした。

(参考文献)  朝日新聞:とまらないAIの猛威、Zen、最高峰棋士と互角以上、WGO、2017年(平成29年)3月31日(金)朝刊。

(Link)

 〇 囲碁、第2回囲碁電王戦、趙治勲名誉名人vsコンピュータソフト、DeepZenGo(ディープゼンゴ)、三番勝負、趙名誉名人が2勝1敗で勝ち越し、とは(2016.11.24):
http://kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/vsdeepzengo-e02.html

 〇 囲碁、第4回電聖戦、小林光一名誉棋聖vsコンピュータソフト(3子局)は1勝1敗、日本のZen(ゼン)は勝ち、米のdarkforest(ダークフォレスト)は敗け、とは(2016.3.26):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/vs11facebookdar.html

 〇 囲碁、アルファ碁(グーグルの人工知能) と 李世ドル九段(世界最強レベルの棋士)が対局、李世ドル(イセドル)九段は5番勝負の第4戦でようやく1勝、とは(2016.3.19): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/vs-a0a6.html

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