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2017年1月 9日 (月)

伝統の加賀鳶(1月8日)、藩政期から受け継ぐ加賀百万石の火消しの心意気、金沢市出初め式、とは(2017.1.9)

 新春を彩る金沢市の消防出初め式が2017年1月8日、金沢城公園新丸広場で開かれました。市内49消防分団の団員約1100人が、伝統の加賀鳶(かがとび)、高さ6mの梯子(はしご)登りの演技、49台のポンプ車から下帯姿の一斉放水を勇ましく披露し、集まった約4500人の観客を沸かせました。

 加賀鳶とは、江戸時代、加賀前田藩が江戸本郷の藩邸に抱えていた火消し人夫でした。この時の消防法基本は、破壊消防法であり、鳶口(とびぐち)は火を消す道具ではなく、周りの家を壊して防火帯をつくるための道具でした。

 1869年(明治2年)、加賀藩最後の藩主(旧14代藩主)、金沢藩知事前田慶寧(よしやす)は、加賀鳶38人を江戸から招いて、手押しポンプ、鳶口梯子を使った消防を組織し、金沢の義勇消防団が出来上がりました。

〇 加賀鳶梯子登り

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加賀鳶梯子登りの妙技を披露する消防団員、 足首をはしごに固定して、地面と水平に体を伸ばす、鶯の谷渡り、金沢城公園新丸広場 、金沢市、石川県(北国新聞画像)2017年(平成29年)1月8日(日)

(解説) 加賀鳶には、梯子(はしご)登りの妙技があり、一本火の見、をはじめ、夢枕、肝返り、鯱鉾(しゃちほこ)、逆さ大魂つぶし八艘(はっそう)飛び、背亀、鶯(うぐいす)の谷渡りなど、47種の技が伝えられています。はしご登りは、高さ6mの直立した梯子の上で一人の演者が威勢の良いかけ声と共に身軽な仕草と熟練した技を披露するは見応えがあります。

(Link)
 〇 消防出初め式、加賀鳶(1月10日)、江戸時代、加賀藩邸お抱えの火消し人夫、梯子登り、基本は破壊消防法、とは(2016.1.11): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/2016111-c2dd.html

 〇 金沢城の大火事にまつわる歴史実話、火元(落雷、フェーン現象、火の不始末)、火消し(加賀鳶、破壊消防法)、とは(2010.3.24): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/66.html

(追加説明)

〇 広小路の地名

広小路(ひろこうじ)は、もと1657年(明暦3年)の明暦の大火をもとに、江戸幕府が火除地の一種として上野や両国などに設置した幅の広い街路のことです。その3年後(1660年(万治3年)に大火にあった名古屋にも設置され、火災の類焼を食い止めました。また、広小路に沿って火除土手(ひよけどて)が設けられました。

のち、日本各地に広まり、現在も広小路地名道路が、東京(上野広小路)、京都(広小路通)、名古屋(広小路通)、金沢(広小路)、秋田(広小路)のほか、全国各地の市街地にも残っています。

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