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2016年10月

2016年10月31日 (月)

風に吹かれて(Blowin' In The Wind)、ボブ・ディラン(Bob Dylan)を象徴する プロテストソング(Protest Song)、ノーベル文学賞、とは(2016/10.31)

 ノーベル文学賞を選考した、スウェーデン・アカデミーは、10月28日(金)、今年の文学賞受賞決定に沈黙していた米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(1941~ )が「授賞のニュースを聞いて言葉を失った。大変光栄に思う」と述べて、賞を受ける意向を示した、と発表しました。

  ディランは、授賞決定を聞いた直後の感想について「素晴らしい、信じられない。こんなことを誰が夢見るだろう」と話しました。が、アカデミーの連絡がつかず沈黙を続けた形になったことについて「俺はここにいるさ」とだけ話し、詳しい理由は明かしませんでした。

 ボブ・ディラン( Bob Dylan)を象徴する曲、風に吹かれて(Blowin' In The Wind)は、プロテストソング(Protest Song)の名作として、今でも歌われています。プロテストソングとは、政治的抗議のメッセージを含む歌の総称です。この歌は、1963年(昭和38年)にリリースされ、アルバム 、フリーホイーリン(Free Wheelin)に収録され、1960年代の アメリカ公民権運動の賛歌とも呼ばれています!

 また、東京オリンピックが開かれた、1964年(昭和39年)の頃、京都の下宿で、クロード・チアリによる、素晴らしいギター演奏を、何度もステレオで聞いたことが、強く印象に残っています!

〇 風に吹かれて  Blowin' In The Wind   

風に吹かれて( Blowin' in the Wind)、YouTube (maugham7) : https://youtu.be/aqd1yRDnik0

風に吹かれて(ギター演奏、クロード・チアリ)
 YouTube(noboru 1947-3):https://youtu.be/BO75t1pbak8

  How many roads must a man walk down
  Before you call him a man?
  Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
  Before she sleeps in the sand?
  Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
  Before they're forever banned?
  The answer, my friend, is blowin' in the wind,
  The answer is blowin' in the wind.

  人はいくつの道を歩めば
  人と呼ばれるのだろうか

  白い鳩はいくつの海を渡れば
  砂浜の中で眠れるのだろうか

  砲弾は何発放たれれば
  使用禁止となるのだろうか

  友よ、答えは風の中に吹いている

  How many years can a mountain exist
  Before it's washed to the sea?
  Yes, 'n' how many years can some people exist
  Before they're allowed to be free?
  Yes, 'n' how many times can a man turn his head,
  Pretending he just doesn't see?
  The answer, my friend, is blowin' in the wind,
  The answer is blowin' in the wind.

  How many times must a man look up
  Before he can see the sky?
  Yes, 'n' how many ears must one man have
  Before he can hear people cry?
  Yes, 'n' how many deaths will it take till he knows
  That too many people have died?
  The answer, my friend, is blowin' in the wind,
  The answer is blowin' in the wind.

(Link)

〇 文学賞(世界、日本)にまつわる歴史実話、ノーベル賞(文学賞含む6部門、アルフレッド・ノーベル創設)、菊池寛(文芸春秋社長)が創設した芥川賞(芥川龍之介)、直木賞(直木三十五)、とは(2011.9.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/203.html 

 

2016年10月29日 (土)

晩秋、懐かしい紅葉(もみじ)の歌、秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)、とは(2015.10.29)

 有名な唱歌、紅葉(もみじ)は、秋の夕日に照らされた、美しい山紅葉、また、楓や蔦の紅葉が、松の緑と織りなす、作詞者の故郷、信州(長野)の碓氷峠から眺めた、晩秋の美しい山麓の風景を詠っています。

 紅葉(もみじ) (文部省唱歌)高野辰之作詞  岡野貞一作曲

 秋の夕日に 照る山紅葉(やまもみじ)  
 濃いも薄いも 数ある中で 
 松を色どる 楓(かえで)や蔦(つた)も  
 山のふもとの裾模様(すそもよう)      

 渓(たに)の流れに 散り浮く紅葉 
 波にゆられて 離れて寄って 
 赤や黄色の 色さまざまに 
 水の上にも 織る錦(にしき) 

 この詩は、高野博士(作詞者)が郷里の信州(長野)と東京を往復するのに使った、碓氷峠にある信越本線、熊ノ平駅付近(現在は廃線)から見た風景を、その美しさに惹かれて詠んだと言われています。

 晩秋になると、いつも、この懐かしい紅葉の歌、また、ふるさと、阿波(徳島)の阿讃山麓の美しい紅葉の裾模様が、ふと、心に思い浮かびます!

紅葉 もみじ(唱歌)、YouTube〈親父会館): https://youtu.be/cu2ibRAsJ9M

 この曲は、1911年(明治44年)、尋常小学校唱歌で、 作詞者 高野辰之(1876~1947)、作曲者 岡野貞一(1878~1941)の作品です。1911年(明治44年)刊行の尋常小学校唱歌(二)に発表されました。

(Link)

〇 白山スーパー林道(石川)の蛇谷渓谷と紅葉(こうよう)、秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)、冬芽、落葉帰根、とは(2009.11.4): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/2009114-fadc.html

2016年10月26日 (水)

紅葉の襖絵、長谷川等伯の楓図 (国宝 1592年頃 智積院 京都)、とは(2016.10.26)

 安土桃山時代の絵師、長谷川等伯(はせがわとうはく、1539~1610)は、能登半島・七尾(石川県)の生まれで、はじめは、30年余り、信春(しんしゅん)と名乗り、能登の地方画家として仏画を中心に肖像画など描きました。 のち京都に出て、独自の画風を創造して、御用絵師として隆盛を誇った狩野派に対抗する画業を築きました。

 紅葉の楓図(国宝)、智積院(京都)の襖絵は、1592年(文禄元年)頃、長谷川等伯が描いたものです。 中心に矍鑠(かくしゃく)たる楓の太い幹が描かれており、 その幹の下に散る楓の葉の美しい造形、 そして根本の鶏頭や白菊、葵の花も美しい!楓の幹も、まさに55歳の油の乗り切って、精神力と知力に溢れる、等伯自身、そのものという。

 〇 長谷川等伯の楓図 (国宝)

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長谷川等伯の楓図 (国宝 1592年頃 智積院)、厳粛な美につつまれており、正座し心を落ち着けて見る感じで、 その凛として律としての厳しい美に 圧倒されます。

〇 智積院 (京都) 

智積院(真言宗) 講堂の襖絵と中庭  、京都市東山区東大通り七条下る、YouTube(love nikon): https://youtu.be/zCBrzy6_sVY、智積院、宝物紹介(国宝障壁画): http://www.chisan.or.jp/sanpai/houmotsu/

(Link)
 〇 長谷川等伯(はせがわとうはく、安土桃山・江戸初期の絵師)、能登の七尾から京の都へ、壮麗な金碧画から水墨画の世界へ、画風の変化をもたらした人生の出来事、とは (2011.10.7):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/2011107-4750.html

(参考資料)

〇 日本の美、秋の紅葉、傑作紅葉画の競演、1~6 (いづつやの文化記号):
http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2010/11/post-a9d7.html

 

2016年10月24日 (月)

秋の紅葉〈10月23日)、白山白山郷ホワイトロード、三方岩、ふくべ上園地、ふくべ大滝、姥ヶ滝、蛇谷渓谷、とは(2016.10.24)

 白山白山郷ホワイトロードは、石川県白山市から岐阜県白川村まで、霊峰白山の北側のブナの原生林を抜ける、全長33.3kmの有料道路(片道、普通車1600円)です。全線舗装され、全線2車線、幅員が6.5mで、大型バスが運行できる道路です。 

 6月上旬の開通から11月10日の通行止めまで、春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、そして、冬の積雪、凍結のため通行止め、その間、残雪(冠雪)の白山眺望や大小の滝が流れ落ちる渓谷美とブナ原生林、白山郷の雲海を望むことができます。

 ということで、秋の季節には、白山連峰の山並みに、ナナカマド(七竈、バラ科)、ヤマウルシ(山漆、ウルシ科)、ヤマモミジ(山紅葉、カエデ科)、ハウチワカエデ(羽団扇楓、カエデ科)などの色鮮やかな紅葉を楽しむことができます!

 昨日(10月23日)金沢は、朝から晴天に恵まれ、いつものように、白山麓の杉の森の湧き水を汲んだ後、息子の運転で家内と、白山白川郷ホワイトロードへ紅葉狩りに出かけました。

 山の麓から、標高が高くなるにつれ、少し天気が崩れてきましたが、とりあえず、標高の一番高い三方岩(1700m)まで走り、休憩後、もと来た道を引返し、途中、ふくべ上園地(1400m)、ふくべの大滝(900m)、姥が滝、蛇谷渓谷(770m)など、見どころで駐車しながら、紅葉を鑑賞した後、その光景をデジカメに収めました。紅葉は高いところほど鮮やかになっていました。また、金沢からの全走行距離は約160kmでした。

〇 三方岩

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三方岩、駐車場、白山白山郷ホワイトロードの最高地点、標高1450m、三方岩岳山頂(標高1736m)への登山道入口、中宮料金所から約40分、県境の岐阜県側。

〇 ふくべ上園地

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ふくべ上園地、駐車場、白山展望台、標高1400m、周辺にはブナの原生林が広がり、この付近は石川県内の道路で最も標高が高い。

〇 ふくべの大滝

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ふくべの大滝、駐車場、標高900m、ホワイトロード沿道の随一の名所。落差86mといわれる蛇谷随一の大滝。

〇 姥ヶ滝、蛇谷渓谷

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姥ヶ滝、蛇谷渓谷、蛇谷園地駐車場、標高770m、1990年(平成2年)に日本の滝100選の1つに選ばれた滝。

(Link)

 〇  白山スーパー林道(石川)の蛇谷渓谷と紅葉(こうよう)、秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)、冬芽、落葉帰根、とは(2009.11.4): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/2009114-fadc.html

(追加説明、話題)

〇 白山白川郷ホワイトロード(白山市ー岐阜県白川村、33.3km)が2017年(平成29年)6月11日、全線開通

 白山を望む雄大な景色が楽しめる白山白川郷ホワイトロード(白山市ー岐阜県白川村、33.3km)が2017年(平成29年)6月11日、全線開通した。一番乗りは同市橋爪町、無職中村健一さん(73)と妻博子さん(67)で、認定書や開通40周年記念の県産米「ひゃくまん穀」、岐阜県飛騨地方の人形をあしらったさるぼぼストラップが贈られた。

 県側の有料区間入り口の中宮料金所であった式典後、約70台の車が次々と料金所を出発。初日は晴天の下、昨年の約二倍の748台が通行した。11月10日まで通行できる予定。期間中には、白山市、白川村にある道の駅や温泉計24施設で使用可能な割引券が利用客に配られる。料金は乗用車が往復2600円、軽乗用車は2200円。

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残雪が残る栂(つが)の木台駐車場からの雄大な白山の景色を楽しむ利用客(白山市の白山白川郷ホワイトロードで)

(北陸中日新聞(冨田章午):感動 白山を満喫 ホワイトロード全線開通、2017年(平成29年)」6月13日(火)より)

 

2016年10月21日 (金)

犀川の名、室生犀星、佐奇神社に由来、犀川の下流域、佐奇森の地、加賀4代藩主、前田綱紀霊堂、とは(2016.10.21)

 ふるさとは遠きにありて思ふもの、と詠んだのは、生まれ故郷の川の名を持つ、室生犀星(むろうさいせい、1889~1962)、金沢出身の小説家、詩人です!犀川は、富山県境の東部付近から北西に流れ、金沢市街を通って、日本海へ注いでいます。

 その河名由来は、犀川が、佐奇森(さきもり)に鎮座する佐奇神社さきじんじゃ)近くを流れる事から、佐奇川さきかわ)となり、訛(なま)って、犀川さいがわ)になったという。佐奇森の地名は、その昔、防人(さきもり)が置かれたところから名付けられたという。

 佐奇神社拝殿は、かって天徳院にあった五代藩主前田綱紀(つなのり)の御霊堂(ごれいどう)を、1876年(明治9年)に、犀川の下流域、佐奇森の地に移築したものです。近世の加賀藩主御霊堂として、市内に唯一の残るものです。 

  建てたのは、金沢城の五十間長屋や橋爪門続櫓を手掛けた藩の大工頭、清水峯光で、美しい象眼入りの金具や細密な彫刻が見どころです。

 明治、大正の遺物「ばんぶち」、漢字では「盤持」と書き、石を持ち上げる力比べのことです。村の若者の間ではやり、重いのは50キロもあり、赤土町には、ばんぶち石を積んだ相撲取りの碑もあります。 

〇 犀川

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犀川の風景、上流の大豆田大橋から下流の示野中橋の流域、河川敷、桜田町(金沢市)

〇 佐奇神社

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佐奇神社拝殿 、加賀藩主、前田綱紀御霊堂、犀川の示野中橋の下流、犀川橋近く、佐奇森町(金沢市)

 (解説)  前田 綱紀(まえだ つなのり、1643~1724)は、加賀藩の第4代藩主、加賀前田家5代で、先代藩主前田光高の長男、母は徳川家光の養女、水戸藩主徳川頼房の娘、清泰院です。 

 綱紀は、政事は、加賀一、土佐二、という言葉で評価されるように、理想の藩社会を作り上げ、一方、全国より図書を収集し、新井白石(あらいはくせき、1657~1725)をして、加州は天下の書府、と言わしめるほどで、今日の尊経閣文庫(そんけいかくぶんこ)の基を作りました。

 また、学者や文化人、木下順庵、室鳩巣、稲生若水、千宗室(茶道裏千家)など、有名な職人、本阿弥光伝(刀剣鑑定)、後藤程乗(彫金)、清水九兵衛(蒔絵)、五十嵐道甫(描金工)、宮崎寒雉(鋳物師)などを招へいし、厚遇するなどして、加賀の文化、工芸の興隆に大きく寄与しました。 これは、百工比照(ひゃっこうひしょう)(国の重要文化財)を生み出す原動力ともなり、今日の工芸王国石川県の基礎を打ち立てました。

(Link)

 〇 室生犀星(金沢出身の作家)にまつわる歴史実話、ふるさとは(小景異情)、山のあなたの(カール・ブッセ、上田敏訳、海潮音)、桃源郷(陶淵明、宏村、中国)、とは(2009.7.6): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/200976-8ca2.html


 〇 犀川(さいがわ)、名の由来、下流域の佐奇神社(さきじんじゃ、金沢市)近くを流れる事から佐奇川(さきかわ)となり、訛(なま)って犀川(さいがわ)になった、日本各地の同名の犀川、とは(2014.10.13): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-794b.html

(話題) 金沢・天徳院の「なんじゃもんじゃ」の花

  2017年(平成29年)5月15日、金沢市小立野の「なんじゃもんじゃ」が見ごろを迎えていました。正式な名は「ヒトツバタゴ」で、本当の名前が分からない人が「なんじゃもんじゃ」と呼んだことが由来と言われています。

 天徳院のなんじゃもんじゃは庭の中に咲いており、すぐ目の前で花を見ることができます。細く真っ白な花が新緑の葉の上に咲く様子は、雪が積もったかのようです。見物客は初夏の!積雪”を楽しんでいました。天徳院の職員によると、見ごろは17日ごろまでという。(2017年5月16日(火)、北陸中日新聞、朝刊より)

2016年10月18日 (火)

歌舞伎、勧進帳、歌舞伎18番の1つ、安宅の関(小松、石川県)、とは(2016.10.18)

 歌舞伎、勧進帳、歌舞伎18番の1つ、安宅の関が、一昨日、10月16日(日)、市川海老蔵さんらにより、史跡、安宅の関(小松市安宅町、石川県)で上演され、海沿いの野外席を埋めた千百人ほどの観客を魅了しました。

 全国巡業、古典への誘い(1~26日)の一部として、14日から開かれていた小松特別公演(北陸中日新聞後援)の最後を飾る舞台として催されました。勧進帳が、安宅の関で演じられるのは、作品が完成した江戸時代後期以来初めてで、歌舞伎の歴史に新たな一ページが加わりました。

 勧進帳では、追われる源義経の一行を、家来の弁慶が、勧進帳(白紙の巻物!)を読み上げる機転で、安宅の関を通り抜けようと試みます。その義経への忠義を尽くす弁慶の姿に、関守の富樫が心を打たれ、義経を見逃す場面がよく知られています。 

 市川海老蔵さんは、3年前に亡くなった父、12代目市川団十郎さんが、生前に熱望していた、安宅での勧進帳の公演の思いを胸に、弁慶を圧巻の表現力で演じ、中村獅童さんが富樫を務めました。松林を背景に薄暮から暗闇に浮かび上がる舞台での丁々発止の問答に、客席からは、成田屋!の掛け声や大きな拍手が送られました。公演後、海老蔵さんは自身の公式ブログで、今日の経験は宝です、と感慨深げに語りました。

 小松市は安宅の関のほか、250年近い歴史を持つ、曳山(ひきやま)子供歌舞伎が受け継がれるなど、歌舞伎のまちとして知られ、故12代目市川団十郎さんがたびたび訪れ愛した場所として市川宗家とも深いつながりがあります。(北陸中日新聞、太田博泰より)

〇 勧進帳、安宅の関

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弁慶: 市川海老蔵さん(左)、 富樫: 中村獅童さん(右)、10月16日(日)、石川県小松市安宅町、屋外特設舞台(北陸中日新聞、戸田泰雅撮影)

勧進帳 十二代市川団十郎襲名、弁慶: 市川団十郎、富樫: 中村勘三郎、義経:尾上梅幸、 歌舞伎座、1985年(昭和60年)4月、YouTube(JN6231): https://youtu.be/xT4gfzOCWIc

(解説) 勧進帳は、7代目市川団十郎(1791~1859年)が作り上げ、市川宗家が代々受け継いできた歌舞伎の代表的な演目です。鎌倉幕府を開こうとする兄源頼朝に追われ、落ち延びようと身分を隠し移動する義経と弁慶の一行を、関守の富樫が疑うが、弁慶の機転と忠義心が富樫の心を打ち、正体を知られつつも通行を許可される物語です。弁慶、富樫、義経の役は歌舞伎の歴代の看板役者が演じてきた花形で、特に弁慶と富樫による掛け合いが見どころです。

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石川県 史跡名所 安宅の関、全国史跡名所巡りの旅: http://史跡名所.net/?p=196

(Link)
 〇 富樫氏(とがしし、加賀守護家、野市、のち野々市)、安宅の関跡(勧進帳、小松)、一向一揆(高尾城陥落、百姓の持ちたる国、金沢御堂の設置、のち金沢城へ)、とは(2012.9.15): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/2012915-cde8.html

2016年10月15日 (土)

秋深し、野草、セイタカアワダチソウ、生垣、シャリンバイ、庭木、ネズミモチ、ヤマボウシ、並木、イチョウ、アメリカフウ、とは(2016.10.15)

 秋深し、10月も中旬、日中は温かいのですが、朝方はひんやり、手足も寒く感じられるようになってきました。昨日、10月14日(金)、日中の気温11~21℃、気持のよい秋晴れとなり、久しぶり、県民の杜と周辺の市街地で、気ままに、散策を楽しみました。 

 その時、目立った、路傍の野草、セイタカアワダチソウ、庭園の生垣、シャリンバイ、遊歩道沿の庭木、ネズミモチ、市街路沿の庭木、ヤマボウシ、駐車場の並木、イチョウ、アメリカフウなど、しばし、秋の景色を堪能したのち、その光景をデジカメに収めました。

野草

〇 セイタカアワダチソウ

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セイタカアワダチソウ(背高泡立草、キク科、背高秋の黄輪草とも)、北米原産、草丈が高く、小さい黄色の花(円錐形の頭花)が、泡立つように見える、これが名の由来。 石川県庁東方、金沢市西都、路傍に群生。

生垣、庭木

〇 シャリンバイ

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シャリンバイ(車輪梅、バラ科)、春には、梅に似た白い花が咲く、枝や葉が輪生状に出ているこれが名の由来。秋には、果実は黒紫色に熟し、表面に白い粉が吹く。 石川県庁北西方、金沢市鞍月、階段両脇、遊歩道沿い庭園の生垣。

〇 ネズミモチ

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ネズミモチ(鼠糯、モクセイ科)、春には枝先に小さい白い花を円錐形に付け、秋には、果実は紫黒色に熟して目立つ。この果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似る、これが名の由来。 石川県庁南方、金沢市鞍月、県民の杜の遊歩道沿いの庭木。

〇 ヤマボウシ

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ヤマボウシ(山法師、ミズキ科、ヤマグワとも)、春には白色から淡紅色の花を咲かせる、中央の丸い花を法師(僧兵)の頭に、白い花びら(総苞片)をその頭巾に見立てた、これが名の由来。秋には球形の果実が赤く熟し、薄甘くて食べられる。石川県庁南西方、金沢市鞍月、街路沿いの庭木。

並木

〇 イチョウ

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イチョウ(銀杏、イチョウ科、ギンギョウとも)、春にはとても小さな白い花を咲かせ、秋には見事な黄葉と種子のギンナンで、人の目と食を楽しませてくれる。老木や大木には、乳と呼ぶ気根の一種がよく見られる。石川県庁南方、金沢市鞍月、駐車場の並木。

〇 アメリカフウ

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アメリカフウ(マンサク科、紅葉葉楓とも)、北アメリカ中南部から中央アメリカ原産のフウ(楓)の葉がモミジに似ている、これが名の由来。大正時代に渡来した、街路樹や公園樹で、秋の紅葉は見事な色に染まる。石川県庁南方、金沢市鞍月、駐車場の並木。

(Link)

〇  落葉樹の紅葉と常緑樹(10月20日)、県民の杜の庭木と街路樹のケヤキの紅葉、紅葉のドウダンツツジと常緑のヒラドツツジの生け垣、緑葉の間から新芽の紅葉が出たカナメモチの生け垣、とは(2015.10.21): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-191f.html

2016年10月10日 (月)

秋の草花、果実、ムクドリ(10月7日)、草花、シロバナシュウメイギク、フジバカマ、果実、モクレン、ハナミズキ、アラカシ、ガマミズ、夕暮れどき、電線上のムクドリの大群、とは(2016.10.10)

 台風18号が接近し、強風が吹いた石川県内では、10月5日(水)深夜、1937年(昭和12年)観測開始以来、2000年(平成12年)に並ぶ、最も強い最大瞬間風速43.4mを観測しました。台風は午後9時ごろ、温帯低気圧に変わりました。 

 一夜明けた10月6日(木)、金沢市では、兼六園でマツ一本が幹から折れ、隣接する金沢城公園でも高さ20mのシラカシの幹が裂け、高さ15mのクロマツの根が傾むく被害がありました。また、県内でも、少なくとも102棟の建物で屋根が飛ぶなどの被害がありました。 

 台風18号のあと、10月7日(金)、県内は、朝方から、快晴の好天気に恵まれ、久しぶり、秋の草花、果実など求め、近くの県民の杜の遊歩道を散策し、草花、フジバカマ、シュウメイギク、果実、モクレン、ハナミズキ、アラカシ、ガマミズ、また、夕暮れどき電線にとまったクドリの大群など、秋の風情を楽しみながら、その光景をデジカメに収めました。 

草花

〇 シロバナシュウメイギク

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シロバナシュウメイギク(秋明菊、秋冥菊、キンポウゲ科)、菊のような花は、ふつう淡紅紫色ですが、これは白一重の園芸種、黄泉(よみ)の国の意味の秋冥菊、のち冥が明になる、これが名の由来。中国へ渡航した修行僧が出身寺院のみやげとして持ち帰ったという。 

〇 フジバカマ

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Pa070519        フジバカマ(藤袴、キク科)、花(頭花)の中の筒状の花を1つ引き抜いて、逆さにすると、藤色の袴(はかま)と2本の足に見える、これが名の由来。中国から香草として渡来したという


果実
 

〇 ハクモクレン

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ハクモクレン(白木蓮、モクレン科)、春には白色の花が新葉が出る前に咲き、芳香を漂わせるので、よく目立ち、秋には果実は熟すと割れ、赤い種子を出します。庭園樹、公園樹。

〇 ハナミズキ

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ハナミズキ(花水木、ミズキ科)、春には淡紅色の花びらに見える苞(ほう)が美しい、ハナミズキは、秋になると赤い果実が数個集まってつきます。大正時代、東京の市長がアメリカのワシントン市に贈った、サクラの苗木の返礼として送られてきた日米親善の木です。街路樹、公園樹。

〇 アラカシ

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アラカシ(粗樫、ブナ科)、葉が大きめで粗い鋸歯がある、これが名の由来。山野に生える常緑のドングリの木。秋に茶色に熟すドングリは卵球形です。 

〇 ガマミズ

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ガマズミ(莢蒾、スイカズラ科)、名は諸説あり、一説に、ガマズミのガマはこの種の中国名、莢(キョウ・メイ)に由来し、キョウメイからカメ、カマ、ガマと変化し、ズミは酸実に由来、これが名の由来。初夏に枝先に白い小さな花を多数咲かせ、秋には果実が真っ赤に熟します。赤い実は熟すと、甘酸っぱく、野鳥が好んで食べる。 

〇 ムクドリ

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ムクドリ(椋鳥、スズメ目ムクドリ科)、夕暮れどき電線にとまったムクドリの大群。日本各地の人家付近、樹林、田んぼに群棲し、果実や昆虫を食べる。夜間には大集団で共同ねぐらをなして眠る。鳴き声がはなはだ騒がしい。金沢市鞍月、2016.10.7 

〇 県民の杜

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県民の杜、石川県庁 南西方向、金沢市鞍月、2016.10.7 

(Link)

 〇 ムクドリ(椋鳥)の大群、県庁近く、電線の上で一列に並び、しばらく鳴き騒いだ後、
大空に群れをなして舞い上がり、どこかに飛び去る光景、寝ぐらは県民の杜(もり)、とは(2014.10.24): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-5201.html

2016年10月 6日 (木)

秋空と飛行機雲、ジェット戦闘機、小松基地スクランブル(小松市、石川県)、とは(2016.10.6)

秋空と飛行機雲、ジェット戦闘機、小松基地スクランブル(小松市、石川県)

  北陸の青空の飛行機雲、それは、小松基地の空自第6航空団第303, 306飛行隊のジェット戦闘機(F-15、T-4など)によるものが多く、小松基地(石川県)スクランブル、松島基地(宮城)、千歳基地(北海道)など、北方基地との間の航跡と思われます。

 これは、青空に飛行機の航跡として形成される細長い線状の雲で、おもにジェット機などのエンジンから出る排気ガス中の水分により発生します

 小松基地(JASDF Komatsu Airbase、石川県)は、1961年(昭和36年)2月に開庁された、日本海側唯一の戦闘機部隊が常駐する基地です。その司令は第6航空団司令が兼務し、 F-15ジェット 戦闘機、F-2 ジェット戦闘機などが配備されています。

 当基地は対領空侵犯措置の任務を与えられ、おもに日本海正面における国籍不明機に対するスクランブル発進を行っています。当基地と日本海を隔てた諸外国との位置は近く、航空機で約1時間の距離にあります。

〇 飛行機雲、鞍月市街上空

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飛行機雲、ケヤキ大通り南方上空、金沢市鞍月 (石川県)

〇 飛行機雲、鞍月市街上空

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飛行機雲 鞍月磯ひろば公園南方上空、金沢市鞍月 (石川県)

〇 F-15ジェット 戦闘機

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航空自衛隊、第6航空団のF-15Jジェット戦闘機(小松基地、小松市、石川県) 

〇 小松基地スクランブル

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航空自衛隊小松基地、スクランブル(小松市、石川県)

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航空自衛隊小松基地、R24アラートハンカー(スクランブル格納庫)

〇 小松基地(JASDF、航空自衛隊、石川県): http://www.mod.go.jp/asdf/komatsu/kichishoukai/ 

〇 小松基地スクランブル(小松市、石川県): http://komatsuairfield.web.fc2.com/page002.html

〇 松島基地(JASDF、航空自衛隊、宮城県): http://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/base.html

〇 千歳基地(JASDF、航空自衛隊、北海道): http://www.mod.go.jp/asdf/chitose/

〇 防衛省(JASDF、航空自衛隊): http://www.mod.go.jp/asdf/

(Link)
〇 日本海上空で日米訓練(3月7日~18日)、 FA18戦闘攻撃機  米軍岩国飛行場(山口県)から航空自衛隊小松基地(石川県)へ飛来、とは(2016.3.11): 
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/3718-fa18-20163.html

 

2016年10月 3日 (月)

秋の野草、野生種、エノコログサ、アキノエノコログサ、ムラサキエノコログサ、キンエノコログサ、園芸種、ホトトギス、タマスダレ、とは(2016.10.3)

 本格的な秋の季節となり、改めて、金沢市内の県庁近く、道端や草むらで目立つ、野生種のエノコロクサとその仲間、アキノエノコログサ、ムラサキエノコログサ、キンエノコログサなど、また、県民の杜の庭園で咲き始めた園芸種のホトトギス、タマスダレなど、それらの草花を観察し、その花姿をデジカメに収めました。

〇 エノコログサ

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エノコログサ(狗尾草、イネ科、ネコジャラシとも)、犬の子の尾(狗尾、えのころ)に似た花穂(かすい)が咲く、これが名の由来。花穂は緑色で、直立するか、また、やや垂れる。 

〇 アキノエノコログサ

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アキノエノコログサ(秋の狗尾草、イネ科)、全体がやや大形、花穂は、緑色、あるいは紫色で、長い穂の先がすべて垂れ下がる。

〇 ムラサキエノコログサ

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ムラサキエノコログサ(紫狗尾草、イネ科)、花の集団の形状は、エノコログサに似ているが、花穂は細く、紫色を帯びた剛毛に覆われて、全体が紫褐色に見える。

〇 キンエノコログサ

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キンエノコログサ(金狗尾草、イネ科)、花の集団の形状は、エノコログサに似ているが、金色に輝くように見える。

〇 エノコログサの草むら

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エノコログサの草むら、金沢外環状海側道路沿い、金沢市鞍月、2016.9.30

〇 ホトトギス

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ホトトギス(杜鵑草、ユリ科、油点草とも)、花に小紫点が多数あり、これを鳥のホトトギスの胸毛の斑点、尾羽の白斑にみたてた、これが名の由来。

〇 タマスダレ

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タマスダレ(玉簾、ヒガンバナ科)、秋に3つの玉が合着したような実がつく、この実を玉に例え、また、葉を簾(すだれ)に見立てた、これが名の由来。

(Link)

〇 秋の草花、県民の杜と市街を散策中に目にした、マツバギク、斑入りヤブラン、ヤブラン、タマスダレ、ホトトギス、斑入りアベリア、アベリア、また、アオキ、ヘデラとは(2015.10.3); http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-0907.html

〇 初秋の珍しい 草花(9月3日)、ホトトギス(杜鵑、ユリ科)、花びらの小紫点が鳥のホトトギスの羽根の模様によく似た草花、とは(2015.9.3): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-0f87.html

〇 秋分の日(2011年9月23日)、犀川の遊歩道の秋の野草、エノコログサ(ネコジャラシとも)、イタドリ、ヒガンバナ(マンジュシャゲとも)、コスモス、ススキ、オギ、アシ、フジバカマなど、花咲く風景: http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-ee7f.html

 

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