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2016年9月

2016年9月28日 (水)

秋の蝶、ツマグロヒョウモン(9月27日)、翅(はね)を閉じると豹柄が見える蝶、とは(2016.9.28)

 金沢は昨日(9月27日)、好天気に恵まれ、県民の杜を散策中、思いもかけず、秋の蝶、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、タテハチョウ科)のメスに出会いました。 

 どこからともなく、突然、目の前の歩道に舞い降りてきて、翅(はね)を閉じたり、開いたり、少し飛翔もした後、どこかへ飛び去りましたが、その光景をデジカメに収めました。 

 この蝶は、翅(はね)の端の褄(つま)が黒く、翅を閉じると豹柄が見えます。これが名の由来で、メスは、前翅の端の黒色、また、オスは、後翅のへりが黒くなっています。

 秋になると、本州西南部から、四国、九州など、普通、南方で見られる蝶ですが、地球の温暖化の影響のためか、北方の金沢でもよく見かけます。

〇 ツマグロヒョウモン

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ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、タテハチョウ科)、メス鞍月セントラールパーク外の一般歩道のグレーチング(排水の溝蓋、みぞぶた)

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ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、タテハチョウ科)、メス、鞍月セントラルパーク内の遊歩道、石川県庁の南側、 2016.9.27

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ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、タテハチョウ科)、オス、菊花畑   金沢市戸板  2015.9.21

(Link)

 〇 秋の蝶、ツマグロヒョウモン(9月21日)、お花畑の菊の花に止まったツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、タテハチョウ科)のオス光景、とは(2015.9.23):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-2036.html

2016年9月23日 (金)

仲秋の野生のキノコ、クロマツ樹下のアカハツ、イボテングダケ、イチョウ樹下のヒビワレガンタケ、大野庄用水路の黒鯉の群れ、とは(2016.9.23)

 仲秋の季節となり、野生のキノコが生えてくる時期となってきました。石川県庁南側端の大野庄用水路と県道を隔てた、石川県の産業振興ゾーンは、工業試験場、地場産業振興センター、繊維会館、鉄工会館、(株)IT総合人材育成センターなどの建物の敷地となっています。

 その周囲を散策中、東西側敷地端のクロマツの樹下、根元周りには、アカハツ(ベニタケ科、食用)、イボテングダケ(テングダケ科、有毒)、また、イチョウの樹下、根元周りには、ヒビワレガンタケ(テングダケ科、食毒不明)など、野生のキノコの発生が目に留まりました。

 そこで、野生のキノコが生えている状況を、また、産業振興ゾーンに通ずる、大野庄用水路で遊泳し、富栄養化の藻類などを食べ、水の浄化の働きもすると考えられる、クロゴイ(黒鯉)の群れをデジカメに収めました。

〇 アカハツ

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アカハツ(ベニタケ科、食用)、ロマツの樹下、根元周り に発生

〇 イボテングダケ

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イボテングダケ(テングダケ科、有毒)、ロマツの樹下、根元周りに発生 

〇 ヒビワレガンタケ

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ヒビワレガンタケ(テングダケ科)、イチョウの樹下、根元周りに発生

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石川県の産業振興ゾーンの東西側端、西側のクロマツとイチョウ並木

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クロゴイ(黒鯉)の遊泳の群れ、県民の杜南端、大野庄用水路

(Link)

〇 秋の風景、うろこ雲、イチョウの黄葉と種子ギンナン、イチョウの根元のヒビワレガンタケ、ハナミズキの赤い実、鯉による排水路の浄化、とは(2015.10.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-9b58.html

2016年9月19日 (月)

初秋、花木の美しい実姿(9月17日)、県民の杜のムラサキシキブ、コムラサキ、シロシキブ、サンゴジュ、ウメモドキ、ヤブツバキ、サルスベリ、ナナカマド、とは(2016.9.19)

 金沢は一昨日(9月17日)曇天で、気温21~27℃、そこで、県民の杜の遊歩道、おもいでの森、歴史の径、鞍月セントラルパークなど、気ままに、散策しました。 

 その途中、初秋の花木の果実、ムラサキシキブ、コムラサキ、シロシキブ、サンゴジュ、ウメモドキ、ヤブツバキ、サルスベリ、ナナカマドなど、目につき、しばらく鑑賞した後、その光景をデジカメに収めました。 

〇 ムラサキシキブ

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ムラサキシキブ(紫式部、クマツヅラ科)、紫色の美しい果実を、美女として名高い紫式部に例えた、これが名の由来。 

〇 コムラサキ

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コムラサキ(小紫、クマツヅラ科)、小型のムラサキシキブ、これが名の由来。 

〇 シロシキブ

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シロシキブ(白式部、 クマツヅラ科)、小型の白実のコムラサキ、これが名の由来。 

〇 サンゴジュ

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サンゴジュ(珊瑚樹、スイカズラ科)、赤い果実、花びらまで赤く染まる様子を宝石のサンゴに例えた、これが名の由来。 

〇 ウメモドキ

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ウメモドキ(梅擬、モチノ科)、果実は赤色、葉がウメに似ている、これが名の由来。 

〇 ヤブツバキ

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ヤブツバキ(藪椿、ツバキ科)、藪に生えるツバキの意味で、厚葉木(あつはぎ)、艶葉木(つやばき)、これが名の由来。 

〇 サルスベリ

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サルスベリ(百日紅、ミソハギ科)、百日間も紅色の花を咲き続ける意味で、この木はサルでも滑り落ちる、これが名の由来。 

〇 ナナカマド

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ナナカマド(七竈、バラ科)、赤い果実となり、この木は七度かまどにくべても燃え残るという意味で、これが名の由来

〇 県民の杜

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県民の杜、石川県庁東側、金沢市鞍月、2016.9.17

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県民の杜、石川県庁南側、金沢市鞍月、2016.9.17

(Link)

 〇 秋、花木の果実と紅葉(9月15日)、ニシキギ、ヤマボウシ、サンゴジュ、ウメモドキ、コムラサキ、シロシキブ、ムラサキシキブ、ガマズミ、ヤブツバキ、サルスベリ、アベリアなど、美しく色づいた果実と紅葉の景色、とは(2015.9.16):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/2015916-428c.html

2016年9月17日 (土)

珍しい白いヒガンバナ(9月16日)、香林寺(曹洞宗、金沢)境内に咲く、美しい白色の彼岸花、とは(2016.9.17)

 今日、9月17日(土)、金沢は曇り、気温は22~29℃、秋の気配を感じるようになってきました。彼岸も近くなり、彼岸入り(9月19日)、彼岸の中日(9月22日)、彼岸明け(9月25日)と続きます。 

 ところで、彼岸前ですが、珍しい白いヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科)が、香林寺(曹洞宗、金沢市野町)で見ごろを迎え、境内を彩っています。寺によると、ヒガンバナは、次々と花が開き、合わせて3千本ほど、9月26日ごろまで楽しめるという。 

 白いヒガンバナは、赤いヒガンバナの突然変異の種で、16年ほど前に寺で見つかった一輪の白い花を、檀信徒が株分けを続けて増やしたそうです。なお、白いヒガンバナは、赤いヒガンバナと黄色のショウキズイセン(鍾馗水仙、ヒガンバナ科)が交雑させるとできることが確かめられています。

 なお、白いヒガンバナの観光名所として、常泉寺(曹洞宗、神奈川県;http://www.jousenji.com/main/hana/higanbana.html)、
正光寺(浄土真宗、福岡県;
http://www.ajkj.jp/ajkj/fukuoka/tsuiki/kanko/shoukouji/higanbana.html
仏法寺(日蓮正宗、福岡県;
http://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&isEvent=1&id=400000005989 )などがよく知られています。

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珍しい白いヒガンバナ、香林寺(曹洞宗)境内に花咲く、金沢市野町(中日新聞プラス) 2016.9.16

(Link)

〇 珍しい彼岸花(9月24日)、県庁県民の広場の庭園で目にした、赤色の花びらの両側が白く縁取りされた彼岸花、香林寺の白色とピンクの彼岸花、金沢城公園の黄色の彼岸花、とは(2015.9.25):  http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-16a1.html

2016年9月16日 (金)

初秋の花(9月16日)、ヒガンバナ(彼岸花)の蕾が姿を現し、早くも一輪開花! とは(2016.9.16)

 初秋の季節となり、朝はんやりしてきました。本日(9月16日)金沢は、曇りで、21~27℃でしたが、県庁周辺を散策すると、警察本部庁舎前の庭に、ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科、多年草)の蕾が姿を現し、赤い花が一輪咲いていました。

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ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科)、秋の彼岸の頃に葉がなくても花が咲く、これが名の由来。花びらは6枚で、雄しべが6本、それより大きな雌しべが1本、突き出ている。

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ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科、曼殊沙華とも)、石川県庁警察本部庁舎前、 金沢市鞍月 2016.9.16 

(解説) ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科)  は、古く中国から渡来したといわれ、別名の曼殊沙華は、古代インドの言葉(梵語)で、赤い花を表します。この言葉は、法華経にもあり、秋の彼岸(9月22日)という言葉と共に、仏教に係る言葉です。その語義は未だ詳らかでないが、中国で音を写して字を宛て、中国に存在した赤い花に比定したものと推定されるとのことです。

(Link)

〇 初秋の花(9月5日)、ヒガンバナ(彼岸花)の 蕾が姿を現し、早くも一輪開花! あの世(彼岸!)、人の世(此世!)、とは(2015.9.8): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-a18f.html

〇 珍しい彼岸花(9月24日)、県庁県民の広場の庭園で目にした、赤色の花びらの両側が白く縁取りされた彼岸花、香林寺の白色とピンクの彼岸花、金沢城公園の黄色の彼岸花、とは(2015.9.25): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-16a1.html

2016年9月14日 (水)

夏から秋の草花、ツユクサ、リンドウ、ワルナスビ、ヘクソカズラ、石川県庁南側、県民の杜の遊歩道、とは(2016.9.14)

 先週の9月7日(水)は、24節気の一つ、白露、夜間に大気が冷え込み、草花が朝露を結ぶ頃ですが、金沢市内は曇天で、気温は24~29℃、台風13号の余波か、少し汗ばむ気候となっていました。 

 その後、9日(金)、二百十日の10日(土)は、晴天、朝はひんやり、気温21~27℃、また、11日(日)、12日(月)晴れ、13日(火)雨、今日、14日(水)は、晴天、朝はひんやりなど、はっきり秋の気配が感じられるようになってきました。 

 そこで、石川県庁南側、県民の杜の遊歩道を散策したとき、夏から秋の草花、ツユクサ、リンドウ、ワルナスビ、ヘクソカズラなどが目に付き、しばらく鑑賞したのち、その花姿をデジカメに収めました。

〇 ツユクサ

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ツユクサ(露草、ツユクサ科)、奈良、平安時代には、この花汁を衣類につけて染めたので、つき草、後につゆ草に、これが名の由来。大きく目立つ青色の2枚の花びら、2本の長い雌しべ、長短数本の雄しべが見られます。

〇 リンドウ

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リンドウ(竜胆、リンドウ科)、中国伝来の生薬を龍胆(りゅうたん)と言い、リュウタンがなまって、リンドウと言う人が多くなった。これが名の由来。リンドウの根はとても苦く、健胃効果があります。苦いものに熊の胆が最高級でしたが、リンドウの根には、熊より格上の竜の胆の名前がつけられました。変異種が多く、花の色も青紫色のほか、白色、桃色などもあります。

〇 ワルナスビ

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ワルナスビ(悪茄子、ナス科)、草全体が棘(とげ)だらけの北アメリカ原産の帰化植物です。花は星形で黄色い雄しべが突き出ています。繁殖力の強い雑草で、ナスに似た花が咲き、葉や茎に鋭い棘があります。これが名の由来。

〇 ヘクソカズラ

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ヘクソカズラ(屁糞蔓、アカネ科)、花は灰白色で、中心は赤紫色。葉や茎を揉(も)むと、独特の悪臭を放ちます。これが名の由来。

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石川県庁南側、県民の杜の遊歩道、 金沢市鞍月、 2016.9.10


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〇 晩夏の草花(8月26日)、ワルナスビ(悪茄子)とヘクソカズラ(屁糞蔓)、
県民の杜と鞍月磯のひろば公園で目にした、その名とは似ても似つかぬ、
可愛い淡紫色と赤色の花、とは(2015.8.28); http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/2015827-33f2.html

2016年9月12日 (月)

アオサギの毛づくろい、金沢城の新丸広場近くの湿生園に飛来、とは(2016.9.12)

 先週、9月5日、金沢城を訪れた時、アオサギ(青鷺、蒼鷺とも、サギ科アオサギ属)が新丸広場近くの湿生園に飛来し、人が近づいても、落ち着いて毛づくろいしている姿が目に留まり、そのしぐさをデジカメに収めました。 

〇 アオサギ

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アオサギ(青鷺、蒼鷺とも、サギ科アオサギ属)新丸広場近くの湿生園、

和名は灰色のサギの意で、淡灰色の長い羽毛(飾羽)が混じています。日本で繁殖するサギの中で最大で、体長約1m、羽を広げると1.5mほどにもなり、北海道から九州まで広く分布しています。また、川や池、海岸で、主に小魚やカエルなどを食べ、繁殖期には、高い樹木の上に巣をつくります。

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国指定史跡、金沢城公園、新丸広場金沢市丸の内1-1、 2016.9.5

(Link)

〇 金沢城探訪(10月21日)、河北門、石川門と鉛瓦、耐鉛性のヘビノネゴザ、東の丸東面石垣、玉泉院丸庭園、とは(2015.11.6): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-8b5f.html

 

2016年9月 9日 (金)

珍しい逆さ狛犬(金沢)、後ろ足を蹴り上げた姿勢の狛犬、兼六園下、石浦神社境内の広坂稲荷神社、とは(2016.9.9)

 日本の社寺の門前には、どこでも、左右1対の獅子に似た獣の像、狛犬(こまいぬ、高麗犬、胡麻犬とも)が据え置かれ、威厳を示し、魔除けに使われています。

 その起源は、古代オリエントの神殿や門前に置かれた獅子といわれています。高麗(こま)の犬は、外来の珍獣の意と考えられています。 日本では平安中期、清涼殿の御帳の前に,左に獅子像,右に狛犬が1対並べて置かれたのが始まりと伝えられています。

 一般に、右が開口、左が閉口で、これを阿吽(あうん)、陰陽になぞらえられています。狛犬の像は、木、石製のものが多いが、青銅、鉄、陶製のものもあります。特に、大宝(だいほう)神社(滋賀)、東大寺(奈良)、白山比咩神社(石川)、宗像(むなかた)大社(福岡)のものは有名です。

 ところで、兼六園南の真弓坂出入口下の向かい、金沢市最古の神社とされる石浦神社の境内、広坂稲荷神社の鳥居の前の1対の狛犬では、右側の狛犬は一般形ですが、左側の狛犬は、後ろ足を蹴り上げた珍しい姿勢で据えられ、逆さ狛犬と呼ばれています。

 狛犬に詳しい落語家、日本参道狛犬研究会の前会長、三遊亭円丈さん(71)によると、逆立ちした狛犬は、全国約4千の神社の狛犬の中で、どういうわけか、金沢市周辺に集中している。江戸時代の狛犬は、少し後ろ足を上げるだけで、より高く蹴り上げて逆立ちするのは、明治以降のデザインとのことです。

 江戸時代の狛犬として、金沢市天神町の椿原天満宮には、金沢最古とされる1859年(安政年)銘、石工松田七左衛門作の狛犬があり、確かに、足のあげ方が石浦神社の狛犬よりも控えめでした。

 石浦神社の逆さ狛犬の台座には、福嶋伊之助、近くに1891年(明治24年)奉納とありました。逆さ狛犬が、特に金沢で目立つ原因として、加賀藩の影響とか、韓国や中国から持ち込まれた形態とか、金沢の人が派手にやったとか言われています。

 また、当時のはやりで職人が競い合って造ったとか、逆さ狛犬の九谷焼作りの狛犬の像への応用とか、言われています。が、真の理由はよく分からず、謎は深まるばかりです!

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広坂稲荷神社のほこら前の狛犬、右 一般的な狛犬の形、開口の阿(あ)、左 逆さ狛犬、後ろ足を蹴り上げ、頭を下げた逆立ちのような形態、閉口の吽(うん)

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広坂稲荷神社、右の狛犬、一般的な狛犬の形、開口の阿(あ)

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広坂稲荷神社、左の狛犬、逆さ狛犬、閉口の吽(うん)

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鳥居が並ぶ広坂稲荷神社のほこら、石浦神社境内の奥まった所

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石浦神社(いしうらじんじゃ)本殿、左右ともに阿吽の一般形の狛犬、金沢市本多町、2016.9.5

(参考資料)

〇 逆さ狛犬(さかさこまいぬ、Google画像):https://www.google.co.jp/search?q=%E9%80%86%E3%81%95%E7%8B%9B%E7%8A%AC&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwj31NDmwYHPAhVBwpQKHXXVD3wQsAQIHQ&biw=1366&bih=589

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、p.501、狛犬、平凡社(1973); 永原慶二監修: 岩波日本史辞典、p.460、狛犬、岩波書店(1999); 北陸中日新聞: 金沢に逆さ狛犬なぜ? 派手好きの利家 影響か、職人のはやり 競い合う、2016年(平成28年)8月30日(火)朝刊.

2016年9月 6日 (火)

初秋の兼六園(金沢市)、徽軫(ことじ)灯籠と虹橋、霞ヶ池、日本最古の噴水、茶室の夕顔亭と瓢池の周辺の風景、とは(2016.9.6)

 昨日、9月5日(月)、気温は24~33℃、朝方は晴れていましたが、台風12号の影響のためか、昼過ぎになると、雨が降り始めました。

 午後1時過ぎ、兼六園を訪ね、久しぶりに、初秋の名園を散策しました。昨年の北陸新幹線の開業で賑わいも増し、台湾、韓国、欧州、中国など、外国人観光客の個人、あるいは団体客が目立ちました。

 そこで、兼六園の観光の定番スポットとして、徽軫(ことじ)灯籠と虹橋、霞ヶ池、日本最古の噴水、茶室の夕顔亭と瓢池の周辺など散策し、しばらく鑑賞した後、その初秋の風景をデジカメに収めました。

〇 兼六園北、正面出入口、桂坂口

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兼六園北、正面出入口桂坂口

〇 徽軫(ことじ)灯籠

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徽軫(ことじ)灯籠と霞ヶ池

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徽軫ことじ)灯籠と虹橋、霞ヶ池、 この灯籠は琴の糸を支える琴柱(ことじ)の形をしていることから、ことじ灯篭と呼ばれている。手前の橋は虹橋。別名を琴橋ともいう。この巧みな意匠が兼六園を象徴している。 

〇 噴水

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噴水(ふんすい)、 この噴水は、霞ヶ池(かすみがいけ)を水源としており水面との落差で、高さ約3.5mにまで吹き上がっている。日本庭園では、大変珍しく、19世紀の中頃につくられた日本最古のものといわれている。

〇 夕顔亭

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竹根手水鉢(たけねちょうずばち)、 この手水鉢は竹の化石のようにみえるため、この名があるが、椰子(やし)類の茎と根の化石で、学術上極めて珍しい。

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夕顔亭(ゆうがおてい)、 1774年(安永3年)に建てられた茶室。袖壁に夕顔(瓢箪の古語)の透彫りがあるので、夕顔亭という。本席は三畳台目(さんじきだいめ)で相伴畳(しょうばんたたみ)を構えた大名茶室。藩政時代は滝見御亭(たきみおちん)とも呼ばれていた。

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瓢池(ひさごいけ)、昔このあたりを連池庭(れんちてい)といい、兼六園発祥の地である。池は瓢箪(ひょうたん)形をしているので後に瓢池と名づけられた。


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〇 兼六園南、一般出入口、真弓坂

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兼六園南、一般出入口、真弓坂、金沢市兼六町(石川県) 2016.9..5

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〇 兼六園の噴水(10月21日)、日本最古(約170年前)の噴水、導水石管、上の霞ヶ池の水位と連動し、自然の水圧で吹き上がっている、とは(2015.10.27): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/20151027-f1df.html

(追加説明)

〇 兼六園で剪定開始(9月1日) 唐崎松秋へすっきり 金沢市の兼六園で毎年恒例となっているマツの剪定(せんてい)が9月1日、始まった。初日は庭師が園内の名所で、特に枝ぶりの良い唐崎松の葉を手でむしった。

 園内のマツ570本のうち、80~90本を10月中旬まで順に手入れする。古くなり、茶色くなった葉を取り除いて形を整え、幹や枝に日差しを当てるなどの目的がある。この日は、そろいのはんてんをまとった園の庭師6人が、マツのそばの霞ヶ池に小舟を浮かべるなどして作業。黄色く変色した不要な葉を丁寧に取り除いた。小枝や新芽は剪定ばさみで切り取った。来園者は写真を撮るなどしながら興味深そうに眺めていた。(北陸中日新聞、2017.9,2、朝刊)

〇 兼六園 唐崎のマツ剪定  2017.9.1放送   

YouTube(北陸朝日放送):   https://youtu.be/hGsyhEsx168   

 

2016年9月 2日 (金)

文化財、九谷焼(石川県能美市)、能美の九谷焼作家の名作、少女の銅像「陽聲」、陶壁ビッグモニュメント「甦」世紀をこえて、能美市立九谷焼資料館、とは(2016.9.2)

文化財、九谷焼(石川県能美市)、能美の九谷焼作家の名作、、少女の銅像「陽聲」(石川県能美市)、陶壁ビッグモニュメント「甦」世紀をこえて、能美市立九谷焼資料館

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銅像の少女像の腐食(石川県能美市)、九谷焼資料館、正面玄関左側入口横の台座、「陽聲(ようせい)」

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陶壁ビッグモニュメント、「甦(そ)」、世紀をこえて

  九谷焼は江戸時代前期、加賀の大聖寺九谷村で始まりました。約30年続いたのち一度廃窯しますが、江戸時代中期に再興され、数多くの窯が素晴らしい技術を競い合いました。

 特に、古九谷(九谷、大聖寺、石川)は、有田(有田、肥前、佐賀)、姫谷(福山、備後、広島)と共に、近世(江戸時代)初期、日本の三大色絵磁器として、その大胆な図柄、流麗な筆致、深みのある色調で、広く海外にまで知られています。  

 その要因として、九谷焼に使われる土の原石は、流紋岩の風化物で、主成分は二酸化ケイ素(約74%)、酸化アルミニウム(約17%)ですが、鉄の含有量が比較的に高いので、やや青味がかり、白い素地ができず、この悪い素地をカバーするために、九谷焼の基本であり命までと言われる上絵が発達しました。

 明治時代に入ると盛んに輸出されるようになり、九谷焼の名は世界に広まりました。現代の九谷焼は、各時代の作風が源流となっていますが、新しい様式も数多く生まれています。

 九谷焼は五彩といわれる着画採色(上絵付)が特徴的ですが、繊細な意匠にも目を見張るのがあります。九谷焼資料館では、その代表的なものを常設展示しています。なお、写真撮影は禁止ということで、この画像の4作品は、展示されていた九谷焼の名作のパンフレットをスキャンしたものです。  

 先月8月20日(土)、平成28年度夏季企画展 能美の文化財~今、ふりかえる能美の歴史~を観覧するため、会場の能美市九谷焼資料館を訪れました。 一階の特別展示室には、過去の名作にみる九谷焼の巨匠、能美の九谷焼作家たち、白山曼荼羅図の複製展示と「白山」の風景写真「白山の四季」の展示などがあり、久しぶり、じっくりと名作を鑑賞しました。 

 また、九谷焼資料館の正面玄関左側入口横、銅像の少女像、「陽聲(ようせい)」の大気汚染が原因と考えられる腐食が目立っていたので、地元の作家の名作とはいえ、この痛ましい姿の少女像の展示と保存に、ご配慮をお願いしておきました。なお、南の方に観られた、陶壁ビッグモニュメント「甦(そ)」世紀をこえて は、目を見張る巨大な作品で、しばし見惚れました。

(Link) 

〇 九谷焼(石川)にまつわる歴史技法、古九谷(江戸前期)、色絵磁器(陶土、呉須、九谷五彩)、再興九谷(江戸後期)、とは(2009.12.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2009127-0cb7.html

 

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