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2016年9月 2日 (金)

文化財、九谷焼(石川県能美市)、能美の九谷焼作家の名作、少女の銅像「陽聲」、陶壁ビッグモニュメント「甦」世紀をこえて、能美市立九谷焼資料館、とは(2016.9.2)

文化財、九谷焼(石川県能美市)、能美の九谷焼作家の名作、、少女の銅像「陽聲」(石川県能美市)、陶壁ビッグモニュメント「甦」世紀をこえて、能美市立九谷焼資料館

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銅像の少女像の腐食(石川県能美市)、九谷焼資料館、正面玄関左側入口横の台座、「陽聲(ようせい)」

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陶壁ビッグモニュメント、「甦(そ)」、世紀をこえて

  九谷焼は江戸時代前期、加賀の大聖寺九谷村で始まりました。約30年続いたのち一度廃窯しますが、江戸時代中期に再興され、数多くの窯が素晴らしい技術を競い合いました。

 特に、古九谷(九谷、大聖寺、石川)は、有田(有田、肥前、佐賀)、姫谷(福山、備後、広島)と共に、近世(江戸時代)初期、日本の三大色絵磁器として、その大胆な図柄、流麗な筆致、深みのある色調で、広く海外にまで知られています。  

 その要因として、九谷焼に使われる土の原石は、流紋岩の風化物で、主成分は二酸化ケイ素(約74%)、酸化アルミニウム(約17%)ですが、鉄の含有量が比較的に高いので、やや青味がかり、白い素地ができず、この悪い素地をカバーするために、九谷焼の基本であり命までと言われる上絵が発達しました。

 明治時代に入ると盛んに輸出されるようになり、九谷焼の名は世界に広まりました。現代の九谷焼は、各時代の作風が源流となっていますが、新しい様式も数多く生まれています。

 九谷焼は五彩といわれる着画採色(上絵付)が特徴的ですが、繊細な意匠にも目を見張るのがあります。九谷焼資料館では、その代表的なものを常設展示しています。なお、写真撮影は禁止ということで、この画像の4作品は、展示されていた九谷焼の名作のパンフレットをスキャンしたものです。  

 先月8月20日(土)、平成28年度夏季企画展 能美の文化財~今、ふりかえる能美の歴史~を観覧するため、会場の能美市九谷焼資料館を訪れました。 一階の特別展示室には、過去の名作にみる九谷焼の巨匠、能美の九谷焼作家たち、白山曼荼羅図の複製展示と「白山」の風景写真「白山の四季」の展示などがあり、久しぶり、じっくりと名作を鑑賞しました。 

 また、九谷焼資料館の正面玄関左側入口横、銅像の少女像、「陽聲(ようせい)」の大気汚染が原因と考えられる腐食が目立っていたので、地元の作家の名作とはいえ、この痛ましい姿の少女像の展示と保存に、ご配慮をお願いしておきました。なお、南の方に観られた、陶壁ビッグモニュメント「甦(そ)」世紀をこえて は、目を見張る巨大な作品で、しばし見惚れました。

(Link) 

〇 九谷焼(石川)にまつわる歴史技法、古九谷(江戸前期)、色絵磁器(陶土、呉須、九谷五彩)、再興九谷(江戸後期)、とは(2009.12.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2009127-0cb7.html

(追加資料)

〇 九谷の海 うねる波 能美で「名工 大田健次郎回顧展」

  Photo

波模様や透明感のある青色が特徴の大田健次郎さんの作品、能美市九谷焼資料館、能美市、石川県、北陸中日新聞、2018.9.25、http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20180925/CK2018092502000037.html

(解説) 波模様に透明感のある青や紫を合わせた作品などが死後も人気を集める九谷焼作家、大田健次郎さん(1934~95年)の作品展「九谷名工 大田健次郎回顧展」が、能美市の九谷焼資料館で開かれている。11月18日まで。(北陸中日新聞、2018.9.25)

 

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